さて、ちょっと間が空いてしまいましたが、前編に続きまして、3世代目iPod shuffleのレビューを、アップルのワールドワイドプロダクトマーケティング担当、ショーン・エリスさんのコメント付きでお届けします!
新shuffleの目玉である“読み上げ機能”、すなわちVoiceOver機能ですが、実はコレ、shuffleの機能と言うよりiTunesの機能といえます。というのも、shuffleには音声合成とか、そういう機能は備わっていないというのです。ショーンさん曰く、「Mac/PCにダウンロードされたVoiceOver Kitにより、iTunesのライブラリが分析され、小さな音声ファイルが生成されます。これは14ヵ国の言語に対応しています。この音声ファイルをshuffleに転送しています」とのこと。なるほど! 高度な演算はMac/PCで、というわけですね。
さて、この読み上げ機能ですが、実際に使ってみたところ、英語はまぁまぁ、日本語はう~ん、な印象でした。「これはMac/PCの進化に依存するところですが、英語に関しては実はWindowsよりMacで同期したほうが発音がタイトなインテグレーションとなっております。OS X Leopardが搭載する最新鋭のアレクスエンジンの恩恵です」ほえ~! 洋楽野郎はマックで使うべし! ですね☆
新shuffleの操作法およびVoiceOver機能の感覚は以下の動画からどーぞ。
ところで、プレイリストの名称って長くても大丈夫なのかしら?
↑日本一長い名前で検証してみました。
いかがでしたか?(今週号の『電脳なをさん』と一部ネタがかぶっておりました^^;)。動画は一時停止した状態で曲名、プレイリスト名を発音させていますが、実際は楽曲の再生中でも可能となってます。
ところで、新iPod shuffleは専用イヤホンで操作するため、外部に音声を出力する手段が現状まだありません。今回動画を撮影する際、ケーブルの自作が必要でした。
この作業を快く引き受けてくれたShimoKenさんに心より感謝したします。いつも本当にありがとうございます!
余談ですが……。
↑USB同期ケーブルが短すぎて、自宅の一体型PCだとぶらーんとなっちゃいます。業界用語でこれを“ウルトラの母状態”と言う……って、ホントですか?(ACCN)
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