フルキーボードを搭載しながら、あくまでiモード端末の『SH-04A』。スマートホンと“ケータイ”をいいトコ取りしてますよね。個人的にかなり注目しており、あまりに気になってしょうがないので、ひと足先に触らせていただきました!
結論を先に言うと、本気で購入を検討しているやまぐち的には買いです! 買います。
気になるタッチ操作など詳しいレビューはこちら
すべての操作がタッチで可能、QWERTYキーボード搭載ながらiモード端末、ドコモのサービスにも全対応…と条件的には文句なしの『SH-04A』。
ただ…気になるのはやはり、全面タッチパネルになる閉じた状態での操作性です。iPhoneをはじめタッチパネル端末がたくさん登場しましたが、真っ先に手にして「結局タッチって…」となった人も多いはず。さっそく感想をば……。
■タッチの感度がいい
タッチ確認の「ブルッ」(絶対ほしいと言う人多いですよね)があり、反応も気持ちがいいです。タッチ端末はとかく、メニュー画面をスクロールするようなシーンで意図しない場所が勝手に押されがちですが、必要以上に反応することもなくイライラしませんでした。液晶の解像度が高く、タッチ用メニューはボタンも大きいので誤操作も少なかったです。
■フルキーボードはアリ
本来ケータイにフルキーボードはあまり必要ないと思っていましたが、ケータイ打ちに比べてローマ字打ちなら圧倒的に押す回数が少なく、思った以上にラクでした。特にURL入力のときにうれしいです。フルキーボード時でもケータイ打ち同様に予測変換があるので、さらに打つ回数は減ります。もちろん閉じた状態ならソフトウェアキーボードでケータイ打ちも可能。
■すべての操作がタッチできる点がイイ
「この機能はタッチできない、この機能ははヨコ画面にできない」なんてイチイチ覚えてられませんからね。非対応のアプリなどは別ですが、基本的にはタテでもヨコでもタッチでもボタンでもオーケーという自由自在さが気に入りました。受信メールを読むだけのときなど、ボタンをカチカチ押さずにタッチだけで閲覧するのが気楽ですよね。
■細かい部分まで研究された感が!
待ち受け画面の時計クリックでカレンダーが起動したり、長押しで待ち受け画像を変更できたりと、普通のケータイをただタッチ対応にしただけではない工夫が随所に垣間見られます。キーボード操作は独特の部分(Fn+なにかで数字や句読点を打つなど)がありますが、配置が工夫されていて特殊配置とは思えないほどスムーズに入力できました。
強いて不満を言うなら下記の4点でしょうか。
●サイドの終話、通話ボタン、液晶下のクリアーキーが小さく、押下感が固め
●カメラの設定メニューがダサい
●カメラを一発起動できるハードウェア的ボタンがない
●数字の「1」の入力(「Fn」+「R」キーの同時押し)は右手が左のほうに来過ぎる(他の数字は大丈夫)
とはいいつつ、スマートホンとケータイの融合として新しい時代を感じさせる機種ということでとっても気に入りました。
詳しい動画レビューもアップしました! 『SH-04A』が気になっている人はぜひどうぞ!
※なお、お借りしたのは商用モデルの一歩手前の試作機のため、タッチ操作感などは未完成の部分があるとのことです。
(やまぐち)
関連記事
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります