VAIO type P WANモデルはSIMカードスロットを搭載しているわけですが、SIMロックがかかっており、ドコモと契約したFOMAカードしか対応していません。私の手元にプリペイドのデータ通信カード『b-mobile3G』があるのですが、これが使えたらドコモと新規回線契約しなくて済むじゃんラッキーと思ってダメ元で試してみました(※メーカー指定外の使用法であり、不具合等生じましても自己責任となります。十分にご注意ください)。
↑b-mobile3Gは本来、このようにUSBアダプター経由で接続します。しかし、SIMモジュール内蔵モデルならスッキリとインサイドできるはずっ!
↑b-mobile3GはドコモのMVNOによる提供なので、まんまFOMAカードが入っているんです。だからなんとかなるんじゃないのかなーと……。とりあえず、コイツを引き抜きませう。
↑type Pのバッテリーを外した奥にFOMAカードの挿入口があります。ここにb-mobile3Gに入っていたFOMAカードをインサート!
すあ~て、VAIOを起動してみましょー!
案の定、PのSIMロックもb-mobileはスルーしてくれましたよ! モジュール、ちゃ~んと認識されてます! しかし、つなぎ方がわからなひ……。P付属の接続ユーティリティーはドコモのプラン専用なので当然使えません。
↑b-mobileの純正ツールである『bアクセス』も、USBアダプター経由でないと使えませんでした。ん~、なんか方法がないものでしょうか……。
以下、ネットからくまなく情報収集して解決した方法です!
↑コントロールパネルの“電話とモデムのオプション”で、COM9となっているモデムを選択、ダブルクリックします。
↑全般タブで設定の変更をクリック。UACの足かせがありますがグッとガマンです。
↑詳細設定タブにあるモデムの初期化コマンド欄に“+CGDCONT=8,"PPP","dm.jplat.net"&w”と入力しましょう(画像クリックで拡大)。
↑続いてダイヤルアップ接続を作成します。上の画像そのままの値を入力すればいいはずです(画像クリックで拡大)。
すあ~て、おお! つながりましたよ!
↑接続、切断は右下の接続アイコンの右クリックから行なえます。
↑ウェブでユーザー登録すれば残高とかもチェックできるし、なーんも問題ないから~♪
もうスリムなPでどこでも3G回線でネット接続ができ、接続代金も支払い済みって、なんてステキなんでしょう! あ、でもコレ、製品版じゃないPでの検証なので、ひょっとしたらひょっとしちゃうかもです~。その際は、ご容赦くださいね^^;(ACCN)
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