週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

type P WANモデルでb-mobile3G

2009年02月05日 20時34分更新

VAIO type P WANモデルはSIMカードスロットを搭載しているわけですが、SIMロックがかかっており、ドコモと契約したFOMAカードしか対応していません。私の手元にプリペイドのデータ通信カード『b-mobile3G』があるのですが、これが使えたらドコモと新規回線契約しなくて済むじゃんラッキーと思ってダメ元で試してみました(※メーカー指定外の使用法であり、不具合等生じましても自己責任となります。十分にご注意ください)。

1-bmobile%2Bvaio%20%283%29.jpg
↑b-mobile3Gは本来、このようにUSBアダプター経由で接続します。しかし、SIMモジュール内蔵モデルならスッキリとインサイドできるはずっ!

2-bmobile%2Bvaio%20%281%29.jpg
↑b-mobile3GはドコモのMVNOによる提供なので、まんまFOMAカードが入っているんです。だからなんとかなるんじゃないのかなーと……。とりあえず、コイツを引き抜きませう。

3-bmobile%2Bvaio%20%285%29.jpg
↑type Pのバッテリーを外した奥にFOMAカードの挿入口があります。ここにb-mobile3Gに入っていたFOMAカードをインサート!

すあ~て、VAIOを起動してみましょー!

案の定、PのSIMロックもb-mobileはスルーしてくれましたよ! モジュール、ちゃ~んと認識されてます! しかし、つなぎ方がわからなひ……。P付属の接続ユーティリティーはドコモのプラン専用なので当然使えません。

4-bmobile%2Bvaio%20%287%29.jpg
↑b-mobileの純正ツールである『bアクセス』も、USBアダプター経由でないと使えませんでした。ん~、なんか方法がないものでしょうか……。

以下、ネットからくまなく情報収集して解決した方法です!

5-bmobile%2Bvaio%20%288%29.jpg
↑コントロールパネルの“電話とモデムのオプション”で、COM9となっているモデムを選択、ダブルクリックします。

6-bmobile%2Bvaio%20%289%29.jpg
↑全般タブで設定の変更をクリック。UACの足かせがありますがグッとガマンです。

7-bmobile%2Bvaio%20%2810%29.jpg
↑詳細設定タブにあるモデムの初期化コマンド欄に“+CGDCONT=8,"PPP","dm.jplat.net"&w”と入力しましょう(画像クリックで拡大)。

8-bmobile%2Bvaio%20%282%29.jpg
↑続いてダイヤルアップ接続を作成します。上の画像そのままの値を入力すればいいはずです(画像クリックで拡大)。

すあ~て、おお! つながりましたよ!

9-bmobile%2Bvaio%20%286%29.jpg
↑接続、切断は右下の接続アイコンの右クリックから行なえます。

10-bmobile%2Bvaio%20%284%29.jpg
↑ウェブでユーザー登録すれば残高とかもチェックできるし、なーんも問題ないから~♪

もうスリムなPでどこでも3G回線でネット接続ができ、接続代金も支払い済みって、なんてステキなんでしょう! あ、でもコレ、製品版じゃないPでの検証なので、ひょっとしたらひょっとしちゃうかもです~。その際は、ご容赦くださいね^^;(ACCN)

関連記事

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります