ゲットしたWindows 7 Betaを早速インストールしてみました。
人柱は事前の予告どおりAspireOne。
インストール時間を計測しつつ、写真を撮りつつでやったところ、インストール所要時間は40分でした。いまのところ動作は極めて安定してます。正直コレ、かなりイイですよ。 画像レポでお贈りする全インストール手順は以下をクリック。
実際にインストールしちゃう前にお約束の注意書きを。
【注意!】
現在無償配布されているWindows 7はあくまでパブリックBetaで、インストールしたことによるトラブルやデータの消失などがないとは言えません。また、2009年8月のテスト期間終了後、XPやVistaなどの元の環境に完全復旧する方法が用意されているわけでもありません。
つまり、何が起こっても自分でなんとかできる、もしくは諦められるという人だけ、試してみることを強く勧めます。
この注意書き、まんざら脅しでもなくて、本当に何が起こっても誰も責任をとってくれません。特に、インストール前のパーティションに残っていたデータの消失は(OSインストールという性質上)あり得るので、必ずバックアップをとってから実行してください。
それではまず、TechNetからWindows 7 BetaのISOイメージをダウンロードして、DVD-Rなどに焼きます。今回使ったAspireOneの場合は光学ドライブがないので、USBの外付け光学ドライブからインストールしていきます。
光学ドライブから起動した直後の画面。Windows 7の文字がまぶしい・・・・・・のは気のせいじゃなく、ちょっと強く補正をかけすぎました。深夜の作業だったため部屋が暗くてな。スイマセン。
“アップグレード”と“カスタムインストール”が選べます。今回はカスタムインストールを選択。パーティションのフォーマットをしなければ、古い環境はWindows 7インストール後のC:Windows.oldフォルダーに保存されます。
ファイルコピーが開始。ここが結構長いので、暖かい飲み物でも飲んでリラックスすべし。
ファイルコピーがある程度進むと、いったん再起動します。放っておけば再びWindows 7のインストーラーが起動。
おぉ! 画面になにやら動きアリ。後光のようなものが差す画面が登場しましたね。しょーもないですが、無事起動が始まったことにちょっと感動。
アカウント作成画面になります。当たり前ですが、Windows 7 BetaのSKUはUltimate相当なんですね。ということは暗号化機能BitLockerなども動くので、不必要にONにしないようにしなくちゃ。データがサルベージできなくなっても知りませんよ。
アクティベーションキーを入力します。キーはISOイメージをダウンロードした際に画面に表示されていたものを入力します。
Windowsアップデートの設定。パブリックBetaにアップデーターが出るのか知りませんが、とりあえず一番上の設定に。
Vistaで見慣れた画面。適当なシチュエーションを選んでください。
これは新しいファイル共有機能の設定画面ですね。Windows 7では、家庭内LANでのPC間の接続設定が非常に簡単になるそうです。ここで大事なのは、
・共有するファイルの種類を選ぶこと
・ホームグループのパスワードをメモすること
の2つ。ホームグループのパスワードは、別のPCで家庭内LAN上のこのマシンを探す際に使います。パスワードを入力すれば、勝手にこのAspireOneを探して接続してくれるということらしい。なんだかMacOSのBonjourみたいな機能ですね。
これで設定は終了。最終的な設定をガリガリやってくれます。基本的に放っておけばよし。
“ようこそ”がきた!! インストール完了です。
午前2時33分から開始して、終了したのが3時10分ですから、37分程度で作業が完了したことになります。
で、さっそくWindows 7で起動させたところ。すでにイトー宅でのローカルな設定やよく使うソフトがインストールされてます。
まだ4~5時間しか使ってませんが、動作はかなり安定。しかも、Vistaとは比べ物にならないほど軽い。
このAspireOne、メモリー増設改造はしてません。いまのところ、Windows 7は1GBメモリーでもXPより気持ち重いかな? くらいのレスポンスで動くOSと言えそう。さっそくニコニコ動画も再生させてみましたが、XP同様のレスポンスでコマ落ちなし。Vistaだとこうはいかなかった。
画面表示はリッチだし、タスクバーもなんだかクールなデザインになったし、ネットブックにも非常にイイですよコレは。操作感自体もVista以上によくなってます。正直な話、これならXPに戻りたいとまったく思いませんね。
使ってみたレポートや新機能の話はまた後ほど。
(イトー)
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