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HP Mini 1000ファーストインプレッション

2008年12月02日 16時01分更新

20081202HPmain.JPG

HPの注目UMPC『Mini 1000』が編集部に到着!! 本誌記事担当から
短時間だけ横どりできたので、ファーストインプレを速攻で。
この質感の良さ、UMPCとは思えない・・・・・・。

【デザイン】
ウワサに聞いていたとおり、樹脂製ボディーになっても
デザインの品の良さは健在。これはうれしい。
ツルテカボディーのため指紋は目立つが、
この際その(超個人的な)ウィークポイントは無視できる。
20081202HPLOGO.JPG

さらに手に持つとすぐわかるのだが、「アレ?」と思うほど薄い。
広報写真ではMSI WindBookと似た印象もあるが、
実際にはMSIがガッシリ骨太なのに対して、
Mini 1000は剛性感が高い薄い鉄板のような印象。
ちなみに、幅261.7 x 奥行166.7 x 高さ25.9ミリ/約1.1キロ
というのが、スペック上の数字。
WindBookよりより5.6ミリ薄い。重量は60グラム軽いだけだから、
実は重さはあまり変わらない。
重心バランスの良さで軽く感じるのかもしれない。
20081202HPswitch.JPG

手前の光るスライドスイッチは、左が電源で右が無線LAN。
無線LANのOFF時は赤く光っており、無線LANをONにする青色に光る。
このあたりの芸の細かさは、ミニパソ好きならググッとくるところ。

【液晶】
他機種と違い、額縁まで1枚板で覆った全面クリアー仕上げが特徴。
一見すると小型のMacBookのようで、高級感は十分。
ちなみに、ネットブックなので解像度は当然、1024×600ドット。
しかし、額縁まで1枚板ってコトは、保護シートを使いたければ
全面覆うしかないってことだ。
ミヤビックスの水谷さん、ウデの見せ所ですよ!(笑)

【キーボード】
屋外でのシゴトPCとしての使い勝手にこだわる私としては、
何より気になるのがキーボード。HP2133のソレは
高速入力に向いた柔らかめのタッチで、個人的には
最強の完成度だった(CPUは残念でしたが・・・・・・)。
その点はMini 1000にも見事に受け継がれている。
タッチの心地よさ、並みのモバイルノートより広いほどの
ピッチと、どこをとっても極上と呼べるデキ。
配列も非常に素直だ。
20081202HPkey.JPG

【タッチパッド】
ボタン配置はAspireOneに似た両サイドに置くタイプ。
かなり柔らかめで浅いストロークで、
「AspireOneはボタンが固い」と思っていた人には
心地よく感じられるハズ。

20081202HPpad.JPG

ちなみにこのボタンを押すとタッチパッドがOFFになる。
AspireOneにも同様の機能があるが、
自分は一度も使ったことがない。

【気になる仕様】
見た目からはわからないところで言うと、
1)バッテリーは26Wh(3セル?)
2)HDD(or SSD)は1.8インチ
というあたり。

1)は容量というより、配置に注目。
EeePC S101と同様に、底面に埋め込むタイプのため、
仮に大容量バッテリーが用意されることになったら、
どう処理するのだろう?
底面全体を覆うバッテリーを作るのは簡単だと思うが、
デザインの良さを損なわないためには、できるだけ避けたい。

2)は、バラして自分好みにアップグレードしたい人に
とっては非常に気になる部分。
1.8インチだと選択肢が非常に狭まるし、SSDの選択肢も少なめ。
このあたりは薄さとのトレードオフでもあり、難しいところだ。

なーんて、細かい点を攻めるあたり、完全に欲しいよモードに
なっちゃってますな。うーん。どの仕様を買うべきか。
SSDもHDDもあるんだよね・・・・・・。
ちなみに価格は、

・SSD 8GBモデル 4万9980円
・SSD 16GB+フラッシュ8GBモデル 5万4600円
・HDD 60GBモデル 5万4600円

改造ベースならSSD 8GBモデル、個人的本命は60GBモデルですかね。
(イトー)

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