10月20日に発売以降、一部で非常に話題になっている『電脳フィギュア アリス』。キャラクターのアリス(ARis)という名は、拡張現実感(AR=Augmented Reality)とかかっているようです。
このARソフトをインストールして、先端技術と萌えの融合を実際に体験してみました。ARについてはこちらを先にご覧いただくと、本記事をより楽しめるかと思います。詳細は以下。
パッケージを空けると、↓のように内容物が収まっています。
左から、取扱説明書、電脳スティック、電脳キューブ、カード3枚、カードスタンド。
Webカメラをセッティングし、電脳キューブという立方体に貼られたマーカー(2次元バーコードのようなモノ)をWebカメラに映します。すると、ソフトがマーカーを認識して、映像に3DCGのメイドさん(アリス)を重ねて映し出す仕組みです。
実際には何もない電脳キューブの上に、アリスが表示されます。
電脳スティックは“ゆび”面と“てのひら”面にわかれており、カメラに映す面によって、それぞれの3Dグラフィックが表示されます。これは“てのひら”面。“ゆび”でつつくとアリスが声を出すなど反応し、“てのひら”を使うと服を脱がせたり着替えさせることができます。
現実には存在しないキャラクターを操作する感覚は新鮮でおもしろいです。一度コツをつかめばどうということはないのですが、現実世界のマーカーと映像に重なった3DCGとの位置関係を把握するまでは、少々とまどうかもしれません。
パッケージにROMは付属せず、ソフトは公式サイトからダウンロードすることになります。166MBとそこそこの重さなので、回線速度によっては時間がかかりそうです。
開発を手がけたのは芸者東京エンターテインメント社。前回紹介したARToolKitではなく、GTE_AR_Frameworkという自社開発のフレームワークを利用しているとのこと。
より詳しく知りたい方はYouTubeの公式PVもわかりやすいかと思います。
電脳フィギュア ARis(アリス) PV
Amazonでも注文できるので、ARを更に手軽に体験したい方はどうぞ。マシンスペックの確認とWebカメラの用意も忘れずに。(Web担:サカモト)
ARについてはこちらもオススメ
AR(拡張現実感)を自力で体験する方法
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