細かいことですが、またまたビスタのバグを一席。
ウィンドウズでは、データファイルをダブルクリックすると、そのデータに対応した特定のアプリケーションソフトが開く。これは拡張子ごとにどのアプリケーションソフトが開くかが設定されており、変更することもできる。
たとえば、“.bmp”という拡張子のファイルをダブルクリックするとフォトギャラリーが起動したり、“.htm”という拡張子ならIEが起動したりといった具合。
ちなみに、
拡張子は、昔はファイル名の一部で、ファイル名の最後に表示されていた。“filename.txt”といった感じで、最後の“.txt”が拡張子だ。ビスタの初期状態ではファイル名に拡張子は表示されないが、ファイルのプロパティで確認できる。ファイルを右クリックしてプロパティを選ぶと、“全般タブ”の上のほうに“ファイルの種類”という欄がある。ここの(カッコ)の中に書かれているのが拡張子だ。
↑このファイルの場合は“.bmp”が拡張子。
拡張子ごとにどのアプリケーションソフトが開くかは、コントロールパネルで変更できる。
↑コントロールパネルの“プログラム”を開き、“規定のプログラム”のところにある“あるファイルの種類を特定のプログラムで開く”をクリック。
↑このようなウインドーが開くので、“名前”の列の中から変更したい拡張子をクリックし、“プログラムの変更...”ボタンを押す。
↑その拡張子を開くのに適したアプリケーションソフトが一覧表示されている。“ほかのプログラム”の右端の“v”マークを押すか、“参照”ボタンを押して、一覧にないソフトを選ぶこともできる。
その拡張子のファイルを開きたいソフトを選び、“OK”ボタンを押せば、ソフトを変更できる。まぁ、変更しなくてもいいが、とにかくここで“OK”を押すと不思議なことが!
↑右の方にスクロールしてみると……。“名前”や“説明”列がまた表われた!?
↑列の幅を調整してみると、“名前”、“説明”、“現在の規定”の列がそれぞれ2つずつあることがわかる。
表示がおかしくなるだけで特に実害はないが、これは明らかにバグ。
“閉じる”ボタンを押して、またコントロールパネルを開き直せば、増えた列は消えて元に戻る。というところからも「修正の優先順位は低い」と判断されて未だに直っていないのかもしれない。
(加藤兄)
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