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小さな蚊を検知するデバイスをイスラエル企業が開発中

2020年01月15日 19時30分更新

これで夏場も快適に過ごせるかも!?

 部屋の窓を開けていると、どこからともなく「ぷ~ん」と音を立て入ってくる蚊。蚊取り線香や殺虫剤で対処できるが、それでもすべて捕まえるのは難しい。

 そんな厄介な蚊をレーザーポインターで見つけてくれるデバイス「Bzigo」をイスラエルのスタートアップが開発している。

 Bzigoは、超広角の赤外線カメラで捉えた蚊をマイクロプロセッサのアルゴリズムで分析し、レーザーポインターを使って蚊の位置を教えてくれる。認識できるのはBzigoから最大8メートル離れたところに居る蚊で、スマホに通知する機能もあるとのこと。

 空中にはチリやホコリなどの浮遊物体も存在するが、それぞれの動きのパターンに基づいて分析するため、暗闇でも蚊と粉じん粒子を識別できるという。

 Bzigoのプロトタイプが、1月7~10日に米ラスベガスで開催されたデジタル技術見本市「CES 2020」で発表された。開発元によると2021年に販売を開始する見込みで、将来的には検出した蚊を除去する機能を実装するとのこと。

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筆者紹介:金子 麟太郎

 14歳の頃から、パソコンやタブレットで作曲する。CD制作にも取り組むうちに、機械にも興味を持ち、2016年(20歳)からITに関連する企業を取材し、記事を執筆する活動を始める。


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