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新年だから富士フイルム「X-T2」を持って寺猫を撮りにいこう!

2020年01月15日 10時00分更新

猫同士のイチャイチャを見逃すな!

 こういうとき、猫同士が顔をこすりあったり互いになめ合ったりと微笑ましい光景になりがちなので、カメラを構えて待ってたら、キジトラはハチワレを無視して遠くを見てるし、ハチワレはこのあと頭突きして去っていくしで、それはそれでクール。

キジトラがずっと遠くを見て微動だにしない感じがたまらん。2020年1月 富士フイルム X-T2

 このキジトラ、ハチワレ兄弟は無視するのだけど、人にはなつこいので、指先を出すとくんくんしてくれるし(これはiPhoneで撮影)、広角でぐぐっと寄っても逃げないで見つめ返してくれる。

指を差し出されると無視できないのが猫ってもんだ。2020年1月 アップル iPhone 11 Pro

広角でぐぐっとよってキジトラとにらめっこ。2020年1月 富士フイルム X-T2

 よい猫であった。今回はこの3匹にしか会えなかったな、と去ろうとすると、寺の入口ちかく、碑の前でひなたぼっこしてるキジトラハチワレに遭遇。

「碑」の文字がはいるようギリギリまで近寄ってiPhone 11 Proの超広角カメラで。2020年1月 アップル iPhone 11 Pro

 この猫、ちょこんと座ってカメラを構えてるこっちを見ようとするんだけど、まぶしくて目を細めちゃって、しかも舌先がちょろっと出てて、その様子がお茶目で笑顔にも見えて、なんとも新年らしい。というわけで最後の1枚に。

2020年1月 富士フイルム X-T2

 今年も、街の隙間をするりとすり抜けたり、公園や寺社で近所の人たちに可愛がられている猫たちと出会えますように。どうせなら、そういう猫を撮りたくなるようなカメラやレンズがいっぱいでますように。

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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/


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