GIGABYTEはさらに、外付けGPUボックスの最上位モデルとして、NVIDIAのGeForce RTX 2080 Tiを搭載した「Aorus RTX 2080 Ti Gaming Box」も公開した。
同製品は、GPUの冷却にクローズドループの簡易水冷方式を採用しており、Thunderbolt 3に対応したノートPCと組み合わせることで、GPUクロック1545Hzの動作をサポート。GeForce RTX 2080 Tiの性能をフルに引き出し、より写実的なレンダリングやデザイン、4Kビデオ編集などを快適にこなせるようにしている。
また、GIGABYTEでは、同製品でNVIDIAのRTX Studio認証も取得し、クリエイティブアプリをより軽快に使えるようにしている。同社ブースでは、GeForce GTX 1060を搭載した15型ノートPCの「AERO 15」に同製品を接続し、6KのRAWビデオデータを編集するデモも披露され、外出先でも本格的なビデオレンダリングなどのクリエイティブ作業を可能にするとアピールしていた。
この他、GIGABYTEブースでは、PCI Express 3.0×4対応のNVMe SSD4枚をRAID構成で搭載し、最大リード性能6300MB/s、最大ライト性能5900MB/sを実現する2TB NVMe SSDカード「AORUS RAID SSD 2TB」も登場。
PCI Express 4.0×4接続のM.2 SSDを内蔵し、USB 3.2 Gen.2×2接続による高速伝送が可能な外付け型SSD「DesignWare Drives」や、32GB容量のDDR4-3200モジュールを2枚セットにした「Designer Memory」なども発表された。
また、会場の工業向け製品エリアには、第10世代のIntel Core i3-10110Uを搭載したBRIXもひっそりと展示されていた。
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