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バッファロー、テラステーション WSSにクラウドストレージ連携オプションが追加

2020年01月08日 17時00分更新

 バッファローは1月8日、法人向けNAS「テラステーション WSS」に、オプションパック「クラウドストレージ連携 NEライセンスパック for TeraStation WSS(OP-CBWSNEシリーズ)」を追加したと発表。販売開始は1月下旬から順次。形態はライセンスパッケージのみで、パソコンや事務機器などを取り扱う店で販売する。契約年数は1年/3年/5年、容量は1TB/2TB/5TBの全9製品をラインナップ。

 これまでNASを地理的に冗長化するには、離れた拠点にバックアップ用のNASを設置する必要があり、設置場所の確保や機器の用意やメンテナンスなど、機器の管理が必要だった。本サービスを適用することで、離れた場所に拠点を持たない企業も、顧客情報などの重要データを、地理的に冗長化の取れたバックアップができる。すべてのデータ・フォルダの自動バックアップや、選択したフォルダのみの自動バックアップなど、NASの運用形態に合わせた自動バックアップが設定可能。

 本サービスは、NTT東日本の提供する回線認証機能やNGN(次世代情報通信ネットワーク)の活用など、さまざまなセキュリティー機能を備えたクラウドストレージ基盤を採用。NASの故障など、万一に備えるバックアップとして利用できる。本サービスの追加購入で、稼働中の対応機種へクラウドバックアップ機能を付与することも可能。

 東日本電信電話(NTT東日本)の代表取締役副社長を務める澁谷直樹氏は「NTT東日本は、株式会社バッファロー様の弊社提供のクラウドストレージ基盤を採用したオプションパック『クラウドストレージ連携 NEライセンス for TeraStation WSS』の販売開始について歓迎いたします。弊社が提供するクラウドストレージ基盤は、フレッツ光を活用した独自の回線認証機能など高セキュリティーな構成となっており、お客さまのデータを安心してお預かりできる仕組みとなっております。両社の連携によるライセンスパックの販売により、お客様のBCP対策に向けた重要データのバックアップを簡易に実現し、安心・安全にデータ管理ができる環境が大きく推進されるものと期待しております」と述べている。

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