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NEDO AI&ROBOT NEXT シンポジウム、「次世代人工知能技術」や「次世代人工知能技術を搭載したロボット」講演概要

2020年01月07日 09時00分更新

 NEDOは1月16日・17日にAIやロボット導入による新分野・産業での需要創出に向けたシンポジウム「AI&ROBOT NEXT」を開催する。

 シンポジウムでは各種の講演と展示が行なわれ、ここでは予定されている「次世代人工知能技術」および「次世代人工知能技術を搭載したロボット」ジャンルでの講演のスケジュールと概要を紹介する。

「次世代人工知能技術を搭載したロボット」の成果発表(ロボット展示エリアの紹介含む)

 1月16日 13時~13時30分

項目

  • 人工知能を基盤とする日常生活支援ロボットの研究開発 (産総研/早稲田大)
  • 不定形物操作システムの研究開発 (産総研/信州大/奈良先端大)
  • 人工知能を基盤とする産業用ロボットの研究開発 (産総研)
  • 作業動作自動生成システムの研究開発 (産総研/阪大/金沢大)

登壇者

  • 尾形哲也氏(産業技術総合研究所・特定フェロー/早稲田大学・教授)
  • 松原 崇充氏(奈良先端科学技術大学院大学)
  • 原田研介氏(大阪大学)
  • 堂前康幸氏(産業技術総合研究所)

講演概要

  • 産業技術総合研究所人工知能研究センターにおいて行っている人工知能(ここでは深層学習)を用いたロボットの日常生活支援を目的とした動作学習研究を紹介。
  • 不定形物の操作スキルを試行錯誤により学習するロボットの実現に向けた、方策を滑らかに更新する深層強化学習手法と、布操作タスクへの応用に関する研究成果を紹介。
  • 人工知能を基盤とした産業用ロボット、ならびに作業動作自動生成システムに関する研究成果を発表。

 1月17日 10時20分~11時10分

「人工知能を基盤とする日常生活支援ロボットの研究開発」

登壇者

  • 尾形哲也氏(産業技術総合研究所・特定フェロー/早稲田大学・教授)
  • 松原 崇充氏(奈良先端科学技術大学院大学)

講演概要

  • 人工知能(深層学習)を用いたロボットの日常生活支援を目的とした動作学習研究。
  • 不定形物の操作スキルを試行錯誤により学習するロボットの実現に向けた深層強化学習手法、布操作タスクへの応用に関する研究成果。

「次世代人工知能技術を搭載したロボット」の成果発表(産業用ロボット)

登壇者

  • 原田研介氏(大阪大学)
  • 堂前康幸氏(産業技術総合研究所)

講演概要

  • 人工知能を基盤とした産業用ロボット、ならびに作業動作自動生成システムに関する研究成果。

「時間領域脳型人工知能システムの基盤技術開発」

登壇者

  • 森江隆氏

講演概要

  • 個人の経験・記憶をサポートして、個人の判断を補助する脳型人工知能(AI)の物理モデルの開発。

次世代人工知能技術分野の成果発表

 1月17日 15時20分~16時45分

フレームワーク・プラットフォーム

  • 次世代人工知能フレームワーク・テストベッドの研究開発 (産総研)
  • 次世代人工知能データプラットフォームの研究開発 (産総研)

登壇者

  • 小川 宏高氏(肩書国立研究開発法人 産業技術総合研究所
  • 実社会ビッグデータ活用OIL ラボ長
  • 人工知能研究センター 人工知能クラウド研究チーム長)

講演概要

  • 我が国の人工知能技術開発のための橋渡しインフラとして産総研が2018年8月より運用を開始したABCIと、次世代スマートモビリティを支えるAI融合型時空間データプラットフォームについて紹介。

データ・知識融合

  • 自然言語理解を核としたデータ・知識融合技術の研究開発 (産総研)

登壇者

  • 宮尾祐介氏(東京大学・教授)

講演概要

  • 自然言語と画像・映像、データベース、時系列数値データとをつなぐグラウンディング技術に関する研究について報告。

機械学習・確率モデリングの高度化に関する研究開発

  • スケーラブルな機械学習・確率モデリングの研究開発 (産総研)
  • 超複雑な機械学習・確率モデリングの研究開発 (産総研)
  • 深層表現学習技術の研究開発 (産総研/東大)

登壇者

  • 麻生英樹氏(産業技術総合研究所 人工知能研究センター)

講演概要

  • 深層学習を始めとする統計的な機械学習や確率モデリングを、実世界で人間と相互理解できる人工知能の課題に適用する場合の課題と、それに対処するために機械学習・確率モデリング技術を高度化する研究開発の成果について報告。

計算神経科学に基づく脳データ駆動型人工知能の研究開発

  • 計算神経科学に基づく脳データ駆動型人工知能の研究開発(人工視覚野)(ATR)
  • 計算神経科学に基づく脳データ駆動型人工知能の研究開発(人工運動野)(ATR)

登壇者

  • 石井信氏(ATR脳情報解析研究所・所長)

講演概要

  • 計算論的神経科学の知見を取り入れた脳型人工知能に関する大規模目的基礎研究において、入力系にあたる「人工視覚野」、また、出力系にあたる「人工運動野」の開発を実施。脳と人工知能を視覚系において融合した新しいインターフェースなどについて紹介。

 会場は新宿「LUMINE 0(ルミネ ゼロ)」(東京都渋谷区千駄ヶ谷五丁目24番55号 NEWoMan Shinjuku 5F)。開催時間は1月16日・1月17日(10時~17時予定)、ロボット展示は1月16日は13時30分~16時50分、1月17日は11時20分~16時50分。入場料は無料(事前登録制)。

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