週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

家族みんなで使える手のひらサイズのリビングパソコン

作る楽しみを味わえるNUCはリビングにも教育にも最適

2020年01月17日 11時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII
提供: 菱洋エレクトロ

子供の成長に合わせて使い続けられる「NUC」

 パソコンを学ばせる面の優位性だけで終わらない「NUC」。持ち歩けるノートパソコンはどこでも使えるのが大きな魅力だが、ノートは部屋に持っていって籠もってしまいがち。子供が使うことを想定すると、PCで何をしているのかわかららないのは、親としては微妙だ。

ノートパソコンの場合、部屋に籠もられてしまうと、そこで子供がなにをしているのか親が把握できない不安がある

 その点、据え置き型の「NUC」なら、まずは目の届きやすいリビングに設置しておき、高学年になってから子供部屋に持っていくということもできるわけだ。

 また、ノートパソコンは子供が扱うには耐久面に一抹の不安があるが、デスクトップパソコンのNUCなら、キーボードにジュースをこぼして壊れた、落として液晶ディスプレーが割れてしまったなどといった際も、部分的な買い替え、修理でリカバリーできる。

キーボードにジュースをこぼして壊れた場合、ノートパソコンは本体ごと修理に出すことになるが、NUCならキーボードだけ交換すれば済む

 そのうえ、「NUC」はスペックや拡張性といった面も優秀になっている。とくにパフォーマンスに影響するCPUは、格安系ノートパソコンではローエンドモデルのCeleronやPentiumになるが、「NUC」ではその上のクラスとなるCore iシリーズを搭載している。

 Celeronでも、表計算や文書作成、プログラミング教育などに十分使える性能を持っているが、さすがに動作がモッサリしてしまうこともある。Celeronでの動作はそんなものと納得できる大人ならいざ知らず、子供が動作のもたつきを感じてしまうと、自宅のパソコンをあまり使わなくなってしまう可能性があるだけに、Core i搭載は大きなポイントになる。

小さい頃からスマホを使いこなす子供は快適な動作に慣れているので、動作がもたつく機器を渡すと使わない可能性が高い

 「NUC」は、メモリーとストレージのアップグレードが容易で、なおかつビデオカードの外付け(eGPU)に対応する次世代インターフェースの「Thunderbolt 3」を標準で装備している。子供の成長や、使い方に応じてパワーアップが可能なので長く使い続けられる。

「NUC」では第8世代のモバイル向けCore iシリーズを採用しており、2コア/4スレッドの「Core i3-8109U」など各種CPUをラインナップしている

Core i3なら、カメラで撮影した動画を楽しんだり、写真を編集したりといったこともサクサクできる

リビングにもおすすめな「NUC」

 手のひらサイズを実現している「NUC」は、Core i搭載のデスクトップパソコンとしては最小クラスの設置スペースになっているうえ、液晶ディスプレー背面のVESAマウントにも標準で対応している。

 筐体(ベゼル)カラーがホワイトやシルバーの液晶ディスプレーと組み合わせれば、某一体型パソコンのような雰囲気で使えるのもポイントだ。

子供だけでなく、お母さんのレシピ検索や家計簿にも「NUC」はおすすめ。ノートパソコンのように片付けられないが、大きな画面で使い勝手がいい

DVDなどと同クラスのサイズになっている「NUC」。机の占有スペースは、Core i搭載のデスクトップパソコンとしては超小型だ

「NUC」には、液晶ディスプレーの背面に取り付けるためのVESAマウンターが付属しているのも魅力だ

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう