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PS4 ProをBarraCuda 120 SSDに換装したら「無双OROCHI3 Ultimate」のロード時間はどうなるのかチェック

2020年01月07日 11時00分更新

「無双OROCHI3 Ultimate」では起動とゲームロード時に効果あり!

 検証するSSDを最新モデル「BarraCuda 120 SSD(2TB)」にして最初のゲームは、大量の敵をザクザク斬って吹き飛ばす爽快感がたまらない、大人気シリーズのコーエーテクモゲームス「無双OROCHI3 Ultimate」だ。

 2019年12月19日に「無双OROCHI3」のアップグレード版「無双OROCHI3 Ultimate」が発売され、ガイアをはじめとする新キャラクターや、他のシリーズのキャラクターが参戦。新ストーリーやサブシナリオの追加のほか、究極のやり込みモード「インフィニットモード」や転生機能を新たに搭載。無双奥義を次々とつなげる新連携技「無双スイッチコンボ」も追加され、さらなる爽快感を手に入れた。ストレス発散にオススメのゲームだ。

「無双OROCHI3 Ultimate」のイメージショット。

 今回検証したバージョンは1.08で、容量は22.31GB。最近の大型ゲームのなかでは比較的容量が少ない。新たなDLCもいろいろ用意されていて、「無双OROCHI3」のDLCも利用可能。すでに「無双OROCHI3」を持っていれば、アップグレードパックを購入すればいい。

 検証したのは起動してからタイトルが表示されるまでの「ゲームの起動時間」とモード選択してからゲームを選択するまでの「モード選択時間」、そしてゲームを選択してプレイできるまでの「ゲームロード時間」の3つだ。ゲームモードは「ストーリーモード」を選択している。PS4のシステムは7.02だ。

 なお、計測はストップウォッチを用いた手動で、3回計測しての平均タイムを使用。SSDもHDDもキャッシュを利用するため、1、2度起動からゲーム開始まで実行し、ロード時間が安定した状態から計測している。環境によっては今回の結果以上の時間がかかる可能性があることをあらかじめ承知してほしい。

 結果はゲームの起動時間は約8秒、ゲームロード時間は約6秒ほど短縮した。もともと、それほどロード時間は長くないところで、これだけでも短縮されたことは大きい。特にゲームロード時間は約半減しており、ステージをこなしていく上でこの時間短縮はありがたい。細かくロードが発生するので、SSDに換装して少しでも待ち時間を改善し、ストレスを軽減させたい。

 PS4でゲームをプレイするなら、SSDへの換装はもはや必須。大容量SSDでもだいぶ価格が下落してきており、いまが買いどきだ。「BarraCuda 120 SSD」は新製品でも1TBの容量なら1万2000円前後で手に入る。検証では2TBモデルを利用しているが、性能的には変わらない。ただ、これまで検証してきたゲームの容量が肥大化していることを考えれば、2TB(2万7000円前後)も視野に入れていいだろう。予算に合わせて即ポチってほしい。

 今回も時短につながる結果が得られたが、今後もさまざまなタイプの人気ゲームで検証を重ねたい。なお、ファイルの書き込まれた状態や性能の劣化などによっては、今回のような結果にならない場合がある点にご了承願いたい。

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