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2019年も低調だったスマートホーム

2019年12月28日 12時00分更新

ではなにをどうすれば良いのか?

 スマートデバイスの普及や市場の盛り上がりに欠けるとして、Amazon、Google、Appleは、Zigbee Allianceとともに、IPベースのスマートホーム共通規格の策定に向けて動き始めました。これで、Alexa、Googleアシスタント、HomeKitなどとバラバラに分かれていたプラットホーマー側の対応を簡略化することが見込まれます。

 これによって、より面白いデバイスが、安価で次々に現れる環境は整うかもしれません。それでも、家の何を賢くしようか、という問題はまだ放置されている状態です。

 皆さんは家のどこに賢さを求めるでしょうか。リビングルームはイマイチピンと来なかったので、もう少し視点を変えて、お風呂、キッチン、寝室、トイレ、書斎……。個人的には玄関が賢くなることで、忘れ物と遅刻、買い物忘れなどがなくなってくれるとうれしいのですが。


筆者紹介――松村太郎

 1980年生まれ。ジャーナリスト・著者。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。またビジネス・ブレークスルー大学で教鞭を執る。モバイル・ソーシャルのテクノロジーとライフスタイルについて取材活動をする傍ら、キャスタリア株式会社で、「ソーシャルラーニング」のプラットフォーム開発を行なっている。

公式ブログ TAROSITE.NET
Twitterアカウント @taromatsumura

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