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待望のDSDVに対応! SIMフリー版「AQUOS sense3」は欠点ナシ

2020年01月01日 12時00分更新

ベーシックなUIだが
さりげなく役立つ独自機能が充実

 OSはAndroid 9。画面下にナビゲーションバー(戻る・ホーム・履歴)を表示せず、横長のホームボタンだけが表示される、Android 9のベーシックなUIを採用しています。ただし、AQUOSの独自機能も多く、それらを使いこなせるか否かで満足度が変わりそうです。

画面の下にホームボタンが表示され、戻るボタンは操作可能な場合にのみ表示される。従来のAQUOSスマホでの主流だったナビゲーションバーは表示されないが、指紋センサーに「戻る」「履歴」などの機能を割り当てることが可能

 独自機能の中で、筆者がもっとも気に入ったのは「Clip Now」。画面の上辺、あるいは左右端をなぞるだけで、素早くスクリーンショットが撮れる機能です。特にコツがいるわけではなく、誰でもすぐにマスターできる便利な機能です。

画面の縁をなぞるだけでスクリーンショットが撮れる「Clip Now」が初期設定ではオフになっており、オンにする必要がある

 クイック設定パネルには「のぞき見ブロック」という機能があります。これは、画面に透かし模様を表示して、斜めから見えにくくする機能です。ガラケーから受け継がれている機能ですが、通勤電車の中などで重宝するはずです。

クイック設定パネル。ワンタッチで「のぞき見ブロック」をオンにできる。ちなみに「リラックスビュー」は、ブルーライトを軽減する機能

「のぞき見ブロック」をオンにすると、斜めからの視認性が著しく低下するので、近くにいる人からの覗き見を防げる

 着信時に画面にイルミネーションのような光を表示できる「ヒカリエモーション」もAQUOSならではの楽しい機能。ホーム画面を、シンプルでわかりやすい「AQUOSかんたんホーム」に切り替えることもできます。AQUOS sense3を子供や高齢の親に使わせたい人にも便利です。

「ヒカリエモーション」は自分の好きな点滅パターンを設定できる

「AQUOSかんたんホーム」のホーム画面

【まとめ】特徴はないが欠点もない
買って後悔しないスマホ

 AQUOS sense3は、突出した機能や特徴はないものの、これといった欠点は見当たらないスマホです。SIMフリースマホは、3万円台のミドルクラスが激戦区で、スペック的にはファーウェイやOPPOなど海外メーカー製が優勢です。しかし、サイズ感、操作性、電池の持ち、安心感など、AQUOS sense3には、買ってから後悔しない理由が揃っているように感じました。

UQ mobile「AQUOS sense3」の主なスペック
メーカー シャープ
ディスプレー 5.5型液晶
画面解像度 1080×2160ドット
サイズ 約70×147×8.9mm
重量 約167g
CPU Snapdragon 630
2.2GHz+1.8GHz
(オクタコア)
内蔵メモリー 4GB
内蔵ストレージ 64GB
外部ストレージ microSDXC(最大512GB)
OS Android 9
VoLTE
無線LAN IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応)
カメラ アウト:約1200万画素(F値2.0)
+約1200万画素(広角、F値2.2)
/イン:約800万画素(F値2.2)
バッテリー容量 4000mAh
FeliCa
ワンセグ/フルセグ ×/×
防水/防塵 ○/○
連続通話時間 約2820分
連続待受時間 約910時間
USB端子 Type-C
カラバリ ライトカッパー、シルバーホワイト

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