ごきげんよう。年末が迫ってきましたが、自分へのご褒美に、クリスマスのご馳走に“デカい肉”を買ってみてはいかがでしょうか。炊飯器調理で一見難しそうなローストビーフも簡単ですよ。ぜひ試してみましょう。
「かたまり肉」があればウハウハ
100グラム158円の牛肉を約500グラム。立派な“かたまり肉”を買ってきました。テンションが上がりますが、これだけ大きいと家ではとうやって調理すればいいのでしょう? フライパンで焼いても内部まで火を通すのは大変だし。なにより、旨みを逃がさずかたまり肉の良さを引き出す調理法って?
ネットで検索すると、大きなかたまり肉を実に簡単な方法で家でも簡単においしく調理するレシピが複数掲載されていました。
使用するのは、どこのご家庭でもある炊飯器。
しかも、加圧など最新の機能は必要なく、スタンダードな保温さえできれば良いのです。調理できるのはローストビーフ。実際につくってみました!
かたまり肉でローストビーフをつくってみた
ローストビーフの炊飯器調理方法は、レシピによってバリエーションはありますが基本的にはざっくり以下の手順。
・かたまり肉に塩・コショウ・ニンニクなどで下味をつける
・フライパンで表面を焼く
・お湯を張った炊飯器に入れ、保温状態で30分~1時間程度加熱する
下準備として、かたまり肉に塩・コショウをふり、ニンニクをすりつけて、数時間(理想はひと晩)寝かせます。
十分に寝かせたら、かたまり肉を油をひいたフライパンにゴーダイブ。おいしそうな焼き色がつくまで表面を焼きました。
肉が大きいため、ひっくり返すのも大変なんですよ。こんな重量級の肉ふだんの料理だとあまり使わないからなぁ、わくわく。
この時点で、とっても良い香りが立ち上がってかじりつきたくなりました。衝動をグッとガマン。だって内部はまだ生だから。
表面を焼いたかたまり肉はジッパー式のストックバックに入れて、なるべく空気を抜いて密封状態に。ここでいよいよ炊飯器が登場! 炊飯器にお湯(60~70℃程度)をはり、そこにストックバックに入れたかたまり肉を投入しました。釜にドボンとです、ドボンと。
ちなみに、試用した炊飯器は自宅で使用している10年もの。保温さえできれば最新の機能がなくてもオーケーなんです。
かたまり肉は炊飯器を保温状態にして、30分~1時間程度おくということで存分に放置しちゃいました。炊飯器で加熱し終わったら取りだして、熱が抜ければ出来上がり。
炊飯器ローストビーフの完成!
できました。こちらが炊飯器つくった“かたまり肉ローストビーフ”です。とにかく大きいです。
切ると内部はきれいな色。さて味はどうでしょうか!?
味は、めちゃくちゃ極上じゃないですか!
肉のこなれた旨みが存分につまっており、こんな簡単な手順でつくったとは思えないほどしっかりした“ローストビーフ”でした。味付けはソースで調整できます。今回は下味をしっかり付けたので、ソースがなくてもおいしくいただけました。ジューシーでほどよくニンニクの香りもして、お酒が進む……!
下味をつける→表面を焼く→炊飯器に入れる、と簡単な手順で大雑把に調理したのですが、思っていたより極上の味が出て自分でもびっくり。しかも、100グラム158円のリーズナブルなお肉で、です。炊飯器の保温機能の温度が、ちょうどぴったり肉の旨みを引き出してくれるそうです。イベント的にひと晩で食べるのもいいし、ちょっとずつ食べて数日にわたってお肉を楽しむのもアリ。
みなさん、スーパーでかたまり肉を買ったら、ぜひ炊飯器調理をお試しください!
本記事は2015年2月に週刊アスキーPLUSで掲載した記事「炊飯器にドボンで肉が極上ローストビーフに!話題の塊肉を家で調理してみた」を再編・再掲したものです。
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