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設定や管理が楽なメッシュWi-Fi+スマートスピーカーのセット販売

一戸建ての家族みんなでWi-Fiを使うなら「Google Nest Wifi」はオススメ!

2019年12月16日 12時00分更新

丸みがあり、まるでアロマディフューザーのようなインテリアに馴染むデザインが特徴

 6月にNestシリーズの幕開けとなるディスプレー付きのスマートスピーカー「Google Nest Hub」が日本で発売され、11月に新たなNestシリーズが立て続けに3モデル発売されている。これで「Google Home」シリーズはすべてNestシリーズに刷新されたことになる。今回は、刷新された中の1つ「Google Nest Wifi」をレビューしよう。

通信速度と範囲、スピーカーの音質の向上を図ったモデル

左はNest Wifi 拡張ポイント」(1万8150円)、右が「Nest Wifi ルーター」(1万9800円)。セットで購入すると3万1900円とお得だ

 Google Nest Wifiをざっくり言うと、「Google Home Wifi」の後継モデルで、「Google Nest Mini」にWi-Fiアクセスポイントを内蔵させ、複数のNest Wifiと連携してメッシュネットワークを構築するもの。Homeに比べて、音質にこだわったスピーカーを内蔵し、通信速度も2倍にするなどの改良が施されている。

 「Nest Wifi ルーター」(1万9800円)と「Nest Wifi 拡張ポイント」(1万8150円)の2つの製品を組み合わせて利用するもので、Googleアシスタントに対応したスマートスピーカーとなるのは後者のみ。従来の「Google Home Wifi」もそのまま流用可能だ。

「Nest Wifi ルーター」は、直径110mm、高さ90.4mm、重量は380g

「Nest Wifi 拡張ポイント」は、直径102.2mm、高さ87.2mm、重量は350g

 早速、ルーターと拡張ポイントがセットになったモデル(3万1900円)を借りたので、自宅に設置してみた。設定を行なうにはスマホが必要だ。Google Homeアプリをダウンロードして、デバイスの追加を行なう。今回、たまたま筆者はGoogle Nest Hubをもっていたので、すでにアプリをインストールしており、初期設定も済ませていた。

 Google Homeアプリは、各種デバイスの追加・設定や利用するユーザーなどを一元管理するもので、Nestシリーズはもちろん、Googleと連携するスマートホームサービスも追加できる。追加したいデバイス、今回の場合はまずルーターの電源を入れて、Google Homeアプリでデバイスの追加を実行すると、自動的に認識されて設定が開始される。

電源の入っているルーターを見つけると、新たなデバイスとして認識される

底面にあるQRコードを読み取ることで、スマホがWi-Fi接続設定される

モデムと付属の有線LANで接続しておく。今回は、アクセスポイントとして接続した

SSIDの名前を設定し、続いてパスワードを設定する

どこに設置するのか場所を指定。再びさきほど設定したSSIDでWi-Fi接続をし直して設定完了

 ルーターを設置したら続いて拡張ポイントの設置も行なう。ルーターはGoogleアシスタント機能を有していないので、モデムの近くで特に見せるように設置する必要はないが、拡張ポイントのほうは、Googleアシスタント機能があるので、身近なところに置きたい。

 どちらも白い(色名はsnow)樽型のボディーで、アンテナがあるわけでもなく、ルーターにいたってはボタン1つないデザインなので、部屋のデザインを害することなく置けるだろう。拡張ポイントは音楽を聴いたり、「OK Google」と話しかけたりするので、テーブルや棚の上に置いておきたい。

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