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宇宙飛行士と会話するエアバス社のAIロボ「CIMON-2」が宇宙へ!

2019年12月12日 16時45分更新

宇宙での作業効率がアップ!?
宇宙飛行士アシストAIロボが宇宙に旅立った

 宇宙飛行士をアシストするロボット「CIMON-2」が国際宇宙ステーションに向かった。

AIロボット「CIMON-2」

 CIMON-2は、航空機メーカーのエアバス社が開発し、頭脳部分のAIにはIBMが開発した「Watson」を採用している。ディスプレーやスピーカーを備え、画面や音声を使って人とコミュニケーションできる。

 無重力状態の船内を浮遊し、あらゆる方向に移動できる。他の物体や人体と衝突することなくナビゲートする超音波センサーも備える。宇宙飛行士の方を向き、人間が首を振るような動作も可能とのこと。

 エアバス社は、前世代から進化した点について「言葉の文脈を捉えるだけでなく、その裏にある意図まで理解できるようになった」と説明している。

 将来的には、このロボットに搭載しているAIをクラウドにアップロードし、船外にいても会話できるような環境を構築していくという。

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筆者紹介:金子 麟太郎

 14歳の頃から、パソコンやタブレットで作曲する。CD制作にも取り組むうちに、機械にも興味を持ち、2016年(20歳)からITに関連する企業を取材し、記事を執筆する活動を始める。


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