Xperia 8の素性をXperia 1ユーザー視点でチェック【基本性能編】
多種多様で魅力的なガジェットをリリースするソニー。そんなソニー製品をXperiaを中心に、ITライターのジャイアン鈴木氏がレビューします。
基本性能も不満なく使える「Xperia 8」
いま、ソニーモバイルはアスペクト比21:9のディスプレーを推しています。直近では18:9の「Xperia Ace」を除き、「Xperia 1」「Xperia 1 Professional」「Xperia 5」そして「Xperia 8」と、すべてのモデルで21:9のディスプレーを搭載しています。今回は21:9ディスプレー搭載モデルの末弟であるXperia 8のショートレビューをお届けいたします!
Xperia 8はミドルレンジクラスに位置付けられるAndroidスマホです。現在、au、UQ mobile、Y!mobileの3社から販売されています。
プロセッサーはSnapdragon 630(8コア、2.2GHz×4+1.8GHz×4)、メモリーは4GB、ストレージは64GBを搭載しており、最大512GBのmicroSDXCメモリーカードを増設可能。OSはAndroid 9 Pieを採用しています。
ディスプレーは前述のとおりアスペクト比21:9の約6型FHD+(1080×2520ドット)液晶パネルが採用されています。Xperia 1/5とは異なり、有機ELディスプレーは採用されていませんが、液晶ディスプレーとして明るさ、発色などは高いレベルです。
個人的な不満点はカメラの構成。カメラ画質は次回検証しますが、Xperia 8は広角(約1200万画素、F1.8)、望遠(約800万画素、F2.4)のデュアル構成なんです。トリプル構成でない点はミドルレンジクラスとして納得できますが、望遠ではなく超広角カメラを搭載してほしかったところ。現在多くのスマホが超広角カメラを搭載していることからもわかりますが、実際の利用環境では超広角カメラのほうが活躍の機会が多いんですよね。シャッターボタンが省略されているのも残念ポイントです。
とは言え、手にすっぽり収まるサイズ感、そしてauで5万9040円、UQ mobileで3万5640円、Y!mobileで3万9600円というコストパフォーマンスは非常に魅力的です。次回は個人的に購入したXperia 1とカメラ性能を比較してみるのでお楽しみに!
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