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米ドミノピザ、GPSを活用した配達サービスを全国展開へ

2019年12月11日 10時30分更新

GPSでピザ配達員をチェックできる

 Domino's Pizza(ドミノ・ピザ)は12月9日(米国時間)、今年初め頃から提供しているGPSを使ったピザの追跡サービスを2019年末までにアメリカの約1/4の場所で導入すると発表した。そのほかの店舗についても、2020年にかけて徐々に対応していくと明言している。

 このサービスに対応した店舗でピザを注文すると、配送員がどこにいるのかを地図上で把握でき、推定配達時間と配達が近づくについて、スマホに通知する仕組み。

 また、従業員も適切な配送ルートを確認でき、配送ロジスティクスを管理しやすくなるとのこと。

 テクノロジーを使ったサービスとしては、今年6月に米自動運転車メーカーのNuro(ニューロ)と連携し、無人の自動運転車「R2」を活用したピザ配達サービスを年内に開始すると発表していた。

 無人の自動運転車とは異なり、GPSは何年も前から存在している成熟した技術。ドミノ・ピザがなぜこのタイミングでGPSを使ったサービスに注力しているのかは不明だが、あまり他の国に対してもインパクトを与えないといえそうだ。

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筆者紹介:金子 麟太郎

 14歳の頃から、パソコンやタブレットで作曲する。CD制作にも取り組むうちに、機械にも興味を持ち、2016年(20歳)からITに関連する企業を取材し、記事を執筆する活動を始める。


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