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位置情報を解析し、効果的なDMを配信できるサービスが開始

2019年12月09日 19時30分更新

 クロスロケーションズは12月6日から、LAP(Location AI Platform)で提供するロケーションデータの解析情報に基づき、効果的なDM(ダイレクトメール)を配信できる「オフラインDM」を提供開始した。

 オフラインDMなどの施策に、リアルタイム性の高い位置情報ビッグデータのAI解析による、配達設計ロジックを加味し、ハイブリッドな配達設計が可能になる。配達の効果測定として、クーポンの回収などの情報とあわせ、クロスロケーションズが保有する独自技術 「Visit Analysis(ビジット アナリシス)」を活用し、自社店舗など指定した場所への来訪有無や通行量を計測できる。

 利用企業は、オンライン広告でしか構築できなかった客観的なデータに基づくPDCAサイクルを、オフライン広告でも構築可能になる。オフラインDMの配達エリアにオンライン広告でもアプローチし、オフラインDMの情報量とオンライン広告の即時性やリーチ力を生かして、連携させる販売促進施策も実現する。

 現在、本サービスは横浜家系ラーメン町田商店を運営するギフトに先行導入されているという。新たな商圏の発見・開拓ができ、配達したクーポン付きオフラインDMの回収・使用率アップにつながったとのこと。

 ギフト 直営店事業部 営業業務本部 販促企画課長 大槻高継氏は「今回『オフラインDM』サービスを活用することで、従来のポスティングや折り込みチラシではできない、来店可能性の高いエリアにアプローチすることができ、結果として従来と比べ5倍以上の回収率となり今回の取り組みの効果を実感しました。加えて、広告の無駄うちに削減にも繋がると感じています。あらかじめ効果が高く出ると見込まれる場所にのみ販促活動を行えるため、まだ実施経験の少ないオンライン広告への取り組みも前向きに検討でき、集客の最適化に繋がるのではないかと考えています。最適かつ効果的な集客活動を行い、多くの方に『町田商店』をはじめ、家系の味をお楽しみいただけることを期待しております」と述べている。

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