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アメリカのレンタカーでAndroid AutoとXperia 1を連携させた

2019年12月06日 10時00分更新

 前回もお伝えしたとおり、「Xperia 1(SO-03L)」を携えてアメリカ・ロサンゼルスに行ってました。現地での移動手段はレンタカー。もちろんロサンゼルスを運転するのは初めてで、ナビなしで運転は厳しいですが、Xperia 1のGoogleマップをカーナビとして使うつもりで、レンタルするときにカーナビなしのプランにしました。

一番安いプランのレンタカーは韓国車でした

 ところが実際に乗ってみると、カーナビらしきディスプレーがあります。よくよく見るとApple CarPlayとAndroid Autoに対応しています。つまりXperia 1を接続すれば、よりカーナビライクに使えるわけです。

CarPlayとAndroid Auto両対応のデバイスが搭載されていた

 さっそくUSBケーブルを用意して、Xperia 1と接続。インパネのディスプレーからAndroid Autoのボタンをタッチすると、まずはXperia 1にAndroid Autoのアプリをインストールするよう促されます。

インパネのUSBポートからケーブルでXperia 1に接続

Android Autoアプリのインストールが必要

 アプリさえインストールしてしまえば後は簡単。インパネのディスレー上に見慣れたGoogleマップの画面が出てきます。検索フォームをタップすると、検索履歴やお気に入りに登録した場所も簡単にアクセス可能。手軽にカーナビとして使えます。

Googleマップほぼそのままの画面

 実際の操作感は上の動画を見てもらうとわかりやすいと思います。案内も日本語なのでナビがすんなり頭に入ってきます。ただ接続当初、設定をオートにしていたので目的地までの距離の単位がマイル・フィートになっていました。これは設定で距離の単位を「自動」ではなく「km」で固定することで直りました。

Googleマップの設定で距離の単位を「km」に固定する

Android Auto対応のアプリがインストールされていれば、そのまま使える

 そのほかPlayMusicなどのアプリも利用できるので、自分の好きな音楽を流しながらのドライブもできます。ただ、運転に集中したいのでほとんど使いませんでしたが……。海外旅行でも通信できるスマートフォンは持って行くので、レンタカーがこのようにCarPlayとAndroid Autoに対応していると便利ですね。日本のレンタカーもこうなるといいのに。

※Xperia 1(SO-03L)/Android 9で検証しました。

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筆者紹介:中山 智

 海外取材の合間に世界を旅しながら記事執筆を続けるノマド系テクニカルライター。雑誌・週刊アスキーの編集記者を経て独立。IT、特に通信業界やスマートフォンなどのモバイル系のテクノロジーを中心に取材・執筆活動を続けている。


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