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社員食堂の売上を5~10倍にするケータリングサービス

2019年11月29日 20時40分更新

 ノンピは11月28日、受託運営する社員食堂で調理した食事を周辺企業に提供する「ランチケータリング」サービスを開始した。

 社員食堂は、ランチだけでは採算が取れず、運営補填金の関係で運営事業者が見つからないまま、遊休資産になっているものも存在するという。そうした状況をうけ開発したサービスがランチケータリングで、同ビジネスモデルで運営する社員食堂は、通常のランチ売上の約5倍~10倍の売上により、黒字化したという。

 ランチケータリングは、ノンピが運営する社員食堂で調理した食事を周辺企業に提供する。配送、配膳、片付けはノンピ専属スタッフが実施するほか、保温器も用意し、温かい食事は温かく、野菜などは水々しいまま提供するとのこと。プランは、毎日届けるプランや、週に一度だけ届けるプランなど、幅広いラインナップを用意する。

ノンピ総料理長 飯野直樹氏

 また、良質な社員間コミュニケーションを促進し、新しいアイディアを生み出すための食事を提供するとしている。レシピは、元Google Japan内の社員食堂で総料理長を務め、現ノンピの総料理長である飯野直樹氏が考案。Google社員食堂クオリティーを、1社でも多くの会社に提供したいという狙いもあるという。

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