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ながら運転が厳罰に! ジェスチャーで操作できるスマホホルダーを使おう

2019年12月02日 15時00分更新

 12月1日から改定される道路交通法。その中で運転中のスマホ操作、いわゆる「ながら運転」に対する罰則が強化される。具体的には運転中スマホを保持(操作や通話)をしている場合、違反点数は3点、罰則は6ヵ月以下の懲役または10万円以下の罰金、反則金は1万8000円に大幅に引き上げられる(ただし信号待ちなど停車中の操作は除く)。

 そんな時代に合わせてか、スマホに触れることなく操作できるアイテムが登場した。HPB Hi-Tech Corpの「hpb wave」シリーズである。さっそくお借りして使ったのでレビューをお届けする。

HPB Hi-Tech Corp「hpb wave11」

安全のためにも運転中にスマホは触らずに

 hpb waveシリーズは、スマホホルダータイプのhpb wave11と、ホルダー機能はないものの、自立型リモコンとして使えるhpb wave 1sの2種類がラインアップされている。いずれもミントブルーと白を基調としたパッケージで清潔感がある。

HPB Hi-Tech Corp hpb wave11(6545円税込)とhpb wave1s(5445円税込)のパッケージ

hpb wave1sが起動すると青色LEDが常灯する

 いずれもスマホとBluetooth接続することで、曲送り・戻し、音量調整、一時停止、そして着信時の通話などの操作をジェスチャーで行なうもの。これならスマホを持って操作することがないから、運転中でも安全だ。

のhpb wave1sがジェスチャーを認識すると、その手の動きに併せて青色LEDが点灯する

 「え? それだけ?」と思う方も多いだろう。確かに近年Apple CarPlayやAndroid Autoなどスマホと接続しさまざまなサービスが使える車種が増えている。また、それらを備えていなくても車とスマホをUSB接続すれば、ハンドルリモコンを用いて通話やスマホに入っている音楽再生の音量調整などが可能な車種も多い。

 しかし、高額になりがちな純正カーナビを取り付けず、ナビはスマホのGoogle Mapという人や、スマホとの接続がそもそもできない、ちょっと前の車を乗っている人などはそうはいかない。運転中の着信は大抵画面に通話のアイコンが出るのでチラッと見てアイコンをタップすれば何とかなるかもしれないが、選曲はそうはいかない。Google Mapをいったん閉じてライブラリを開き……と、画面を観ながら煩雑な操作をしなければならない。これを運転中にするのは大変危険だ。

hpb wave1sの同梱品。単四電池2本が付属する

hpb wave1s付属のスタンドを使えば自立可能だ。もちろんエアコンルーバーに差し込んでの利用もできる

hpb wave11の同梱品。エアコンルーバーに取り付ける部品のほか、USBケーブルも付属する

 Androidの場合はあらかじめ専用アプリをインストールしなければならないが、iPhone(iOS)ならBluetooth認証するだけと簡単。本体の青LEDが点灯すればペアリングは成功だ。電源は基本的に入れっぱなしで、ペアリングを解除すればLEDは消灯する。あとはエアコンのルーバーに設置するだけ。

 なお、スマホホルダータイプには給電用のUSBケーブルは付属するが、アクセサリーソケット(シガーライターソケット)から給電するための変換器は同梱されていないので注意が必要だ。

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