TP-Linkの日本支社であるティーピーリンクジャパンは11月27日、Wi-Fi 6対応無線LANルーター「Archer AX10」を、12月19日より国内向けに発売すると発表。想定販売価格は8800円。
デュアルバンドルーターで、最大通信速度は5GHz帯が1201Mbps、2.4GHz帯が300Mbps。Wi-Fi 11acのwave 2ルーターと比較して、平均スループットを4倍向上させているという。
1.5 GHzトリプルコアCPUを搭載しており、容量の大きなデータの転送時にも、ネットワークの待機時間を最小限に抑えて軽快なレスポンスを実現するとのこと。Wi-Fi環境に応じて、最適な帯域にデバイスを自動的に割り当てるスマートコネクト機能も搭載し、ネットワーク負荷を分散することで、各デバイスで最適な接続ができるとしている。
ギガビット対応のLANポートを4つ搭載しており、PCやテレビ、ゲーム機などをつないで安定性の高い有線接続も可能。Wi-Fi信号を集中的に送信をすることで遠くにある端末とも通信できるビームフォーミングにも対応している。
専用のスマートフォンアプリ「Tether」を使用することで、リモートでルーターの管理も可能。サイズは幅260.2×奥行き135.0×高さ38.6mmで、重さは360g。
「Archer AX10」は、Wi-Fi 6対応ルーターとして現在販売されている中では最も安価な製品で、次世代無線LAN規格をより気軽に導入できる製品になっている。
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