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フレームレートの違いを体感で当てられる?144Hz液晶搭載ゲーミングノートPCを使いアスキー編集部でテスト

2019年12月10日 11時00分更新

文● 松野将太 編集● ジサトラハッチ/ASCII
提供: マウスコンピューター

「NEXTGEAR-NOTE i5580GA1」の性能をベンチマークでチェック

 では、「NEXTGEAR-NOTE i5580GA1」の性能をいくつかのベンチマークソフトで計測してみよう。まずは、基本的なCPUやストレージの性能などをチェックしていこう。

「CPU-Z」で取得した搭載CPU「Core i7-9750H」の情報

「GPU-Z」で取得した搭載GPU「GeForce RTX 2060」の情報

「CrystalDiskInfo 8.2.0」で取得したADATA製ストレージの情報

 まずは、CPU性能を計測する定番ベンチマーク「CINEBENCH R15」および「CINEBENCH R20」の結果だ。どちらのソフトでも、マルチスレッドテストおよびシングルスレッドテストのスコアーを計測している。

「CIENEBENCH R15」のスコアー

「CIENEBENCH R20」のスコアー

 「CIENEBENCH R15」では、マルチスレッドテストのスコアーが1285cb、シングルスレッドテストのスコアーが186cbと、6コア/12スレッド動作のCPUらしく高い性能を発揮できていることが分かる。ひと昔前のノートPCでは、CPUの性能次第でGPUが十分な処理能力を発揮できないといったことも起きたが、ことCore i7-9750Hに関して言えば、そういった心配は必要ない。

 「CIENEBENCH R20」のスコアーは、マルチテストが2686pts、シングルテストが460pts。「CINEBENCH R20」はメニーコアなCPUを想定したテストであり、基準となるポイントこそ違うものの「CINEBENCH R15」と基本的な傾向は変わらず、Core i7-9750Hの優秀さが光る結果となった。

 続いて、ストレージ系のベンチマークも確認してみよう。

「CrystalDiskMark 6.0.2」のスコアー

 定番の「CrystalDiskMark 6.0.2」では、データサイズ1GiB、テスト5回の条件で計測を実施。シーケンシャルリードでは毎秒2000MB超え、シーケンシャルライトは毎秒1100MBと、PCIe接続のSSDらしい速度が出ていることが分かるだろう。同じPCIeのSSDと比較すると特別高速なわけではないものの、それでもSATA接続のSSDをはるかに上回る速度で、データコピーやゲームの読み込みの高速化を実現してくれる。

「ATTO Disk Benchmark 4.00.0f2」のスコアー

 シーケンシャルの最高速度を計測できる「ATTO Disk Benchmark 4.00.0f2」では、データサイズごとに若干の転送速度のぶれがあるものの、おおむね「CrystalDiskMark 6.0.2」と変わらない数値を計測できている。ゲーム用PCのストレージとしてはまったく問題ないが、容量が512GBなので、心配であればBTOカスタマイズでストレージを変更・追加するか、いっそ上位モデルを購入するといった調整が必要だろう。

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