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PS4 ProをBarraCuda SSDに換装したら「Call of Duty: Modern Warfare」のロード時間はどうなるのかチェック

2019年11月30日 11時00分更新

ゲームロード時間が劇的にスピードアップ

 第4回の今回は、10月に発売されたSIEの「Call of Duty: Modern Warfare(以下CoD: MW)」だ。2007年から2011年にかけて3部作が展開された「Modern Waefare」シリーズを、当時開発を担当したInfinity Wardがゼロから描きなおした意欲作。特殊部隊やレジスタンスと協力し、奪われた兵器を奪還するキャンペーンモードや、マルチプレーヤーによるオンラインプレイモード、チームを組んでのCo-opモードなどが楽しめる。ゲーム機の性能や技術の進化により、これまで以上に美麗な映像は必見。以前のシリーズをやり尽くした人も今回はじめてな人も、存分に楽しめること間違いない。

 そんなCoD: MWだが、ゲームファイルのサイズがトップクラスの膨大さで、ダウンロード時もゲームモードごとに分割されているほど。今後、さらにダウンロードコンテンツが用意されているはずなので、ストレージ容量はある程度確保しておきたい。

 さて、今回は一人プレイするキャンペーンモードで検証してみた。計測したときのバージョンは1.09で、ファイルサイズは133.6GB。PS4のシステムは7.00だ。今回計測したのは、ゲームを起動してから、オープニングムービーが表示されるまで(クレジットなどのムービーはスキップできるため)と、メインメニューからキャンペーンモードのゲームを選択して開始されるまでのゲームロード時間の2つ。

 なお、計測はストップウォッチを用いた手動で、3回計測しての平均タイムを使用。SSDもHDDもキャッシュを利用するため、1、2度起動からゲーム開始まで実行し、ロード時間が安定した状態から計測している。

キャンペーンモードは新たなシナリオなので、以前プレイした人も新鮮な気持ちで楽しめる

 結果はゲームの起動時間は約5秒ほどの短縮だが、ゲームロード時間は45秒も改善されるという爆速な結果となった。起動時間は、HDDでも16秒と短いなか、さらに5秒も短縮したのは、ある意味かなりの改善といってもいいかもしれない。さらにゲームロード時間はHDDの約1/3程度の時間になっており、SSDの効果は絶大だ。これだけ短縮されれば、ゲームを始める際のストレスはだいぶ軽減されるだろう。BarraCuda SSDへ換装するだけで、こうしたロード地獄からも開放されるわけだ。

 ゲーム容量の肥大化に加え、この効果を見せつけられてしまったら、SSDに換装したい気にさせられるはず。1TBの容量なら1万4000円程度で手に入るので、いますぐポチって換装してしまおう。今回も、大きな効果が得られたが、今後もさまざまなタイプの人気ゲームで検証を重ねたい。なお、ファイルの書き込まれた状態や性能の劣化などによっては、今回のような結果にならない場合がある点にご了承願いたい。

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