PS4 ProをBarraCuda SSDに換装したら「Call of Duty: Modern Warfare」のロード時間はどうなるのかチェック
ゲームロード時間が劇的にスピードアップ
第4回の今回は、10月に発売されたSIEの「Call of Duty: Modern Warfare(以下CoD: MW)」だ。2007年から2011年にかけて3部作が展開された「Modern Waefare」シリーズを、当時開発を担当したInfinity Wardがゼロから描きなおした意欲作。特殊部隊やレジスタンスと協力し、奪われた兵器を奪還するキャンペーンモードや、マルチプレーヤーによるオンラインプレイモード、チームを組んでのCo-opモードなどが楽しめる。ゲーム機の性能や技術の進化により、これまで以上に美麗な映像は必見。以前のシリーズをやり尽くした人も今回はじめてな人も、存分に楽しめること間違いない。
そんなCoD: MWだが、ゲームファイルのサイズがトップクラスの膨大さで、ダウンロード時もゲームモードごとに分割されているほど。今後、さらにダウンロードコンテンツが用意されているはずなので、ストレージ容量はある程度確保しておきたい。
さて、今回は一人プレイするキャンペーンモードで検証してみた。計測したときのバージョンは1.09で、ファイルサイズは133.6GB。PS4のシステムは7.00だ。今回計測したのは、ゲームを起動してから、オープニングムービーが表示されるまで(クレジットなどのムービーはスキップできるため)と、メインメニューからキャンペーンモードのゲームを選択して開始されるまでのゲームロード時間の2つ。
なお、計測はストップウォッチを用いた手動で、3回計測しての平均タイムを使用。SSDもHDDもキャッシュを利用するため、1、2度起動からゲーム開始まで実行し、ロード時間が安定した状態から計測している。
結果はゲームの起動時間は約5秒ほどの短縮だが、ゲームロード時間は45秒も改善されるという爆速な結果となった。起動時間は、HDDでも16秒と短いなか、さらに5秒も短縮したのは、ある意味かなりの改善といってもいいかもしれない。さらにゲームロード時間はHDDの約1/3程度の時間になっており、SSDの効果は絶大だ。これだけ短縮されれば、ゲームを始める際のストレスはだいぶ軽減されるだろう。BarraCuda SSDへ換装するだけで、こうしたロード地獄からも開放されるわけだ。
ゲーム容量の肥大化に加え、この効果を見せつけられてしまったら、SSDに換装したい気にさせられるはず。1TBの容量なら1万4000円程度で手に入るので、いますぐポチって換装してしまおう。今回も、大きな効果が得られたが、今後もさまざまなタイプの人気ゲームで検証を重ねたい。なお、ファイルの書き込まれた状態や性能の劣化などによっては、今回のような結果にならない場合がある点にご了承願いたい。
©2019 Activision Publishing, Inc. ACTIVISION, CALL OF DUTY, and MODERN WARFARE are trademarks of Activision Publishing, Inc. All other trademarks and trade names are the properties of their respective owners.
週刊アスキーの最新情報を購読しよう