メディカルデータカードは11月19日、慶應義塾大学病院において、検査結果やお薬情報のデジタル提供サービスを開始したと発表。同社が提供するiOS/Android向け医療アプリ「MeDaCa」を使ったもの。
MeDaCaは、写真やPDFデータなどをアップロードすることで、診察券や検査データ、服薬指導書、X線写真、健康診断書などをスマホから閲覧できる、患者や健診受診者向けのアプリ。パソコン向けのブラウザー版も提供している。
MeDaCaの仕組みと慶應義塾大学病院の電子カルテを連携させることで、血液検査や尿検査などの各種検査結果をアプリで受け取ることが可能になったとのこと。お薬情報は、院内処方の場合は「院内処方箋控え」と「お薬の説明書」が、院外処方の場合は「院外処方箋控え」が届く。
そのほか、2018年11月から一部診療科で導入している「外来待合呼出しサービス」も、全診療科での運用を開始した。スマホで待合への呼出しを受けることができるもので、病院での待ち時間の有効活用につながるとしている。
MeDaCaを使った各種サービスは、アプリをダウンロードして新規会員登録後、診察券登録から「慶應義塾大学病院」を検索、診察券番号の登録と連携申請をして、慶應義塾大学病院1号館1階案内カウンターで本人確認と承認を受けることで利用可能になる。
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