AIを利用したSaaSサービス「xenoBrain」(ゼノブレイン)を開発・提供するxenodata lab.は11月19日、帝国データバンクと業務提携契約を締結したと発表。
帝国データバンクは 119年以上にわたって日本企業の信用調査を実施してきた信用調査会社。全国83ヵ所に拠点を持ち、主に調査対象企業への直接取材を中心として180万社以上の信用調査報告書を作成している。
ゼノブレインは、AIが経済ニュースや決算情報に含まれる過去の経済事象の連関を自然言語処理技術で解析し、企業への影響を予測するSaaS型AIサービス。金融機関の業務効率化や、事業会社の経営意思決定のサポートを実現するという。
今回の業務提携により、帝国データバンクが持つ40万社以上の未上場企業の調査報告書をゼノブレインで解析し、国内初という未上場企業の業績予測サービスの開発に着手するとのこと。銀行など金融機関に対してAPIなどでデータ連携をする予定で、これにより顧客が持つシステムでゼノデータ・ラボの分析結果の利用が可能になるという。
また、帝国データバンクのサービス上でも、ゼノデータ・ラボが解析した未上場企業の将来予測情報の提供を検討しているとのこと。
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