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スタートアップ×知財コミュニティイベント by IP BASE in 京都

【無料セミナー】京都で大学発ベンチャーが知るべき知財講座を開催

2019年11月25日 11時00分更新

 ベンチャー、スタートアップを応援する特許庁は、ASCII STARTUP協力のもと、大学発ベンチャーの知財戦略をテーマにした、知財関係者、スタートアップ、ベンチャー企業のための勉強会セミナーイベント“大学発ベンチャーの知財戦略の重要性を語る「スタートアップ×知財コミュニティイベント by IP BASE in 京都(特許庁スタートアップ支援チーム)」”を、2019年12月13日(金)に「京都リサーチパーク」で開催します。

 ベンチャー、スタートアップ企業がビジネスを推し進めていくために、独自のサービス、製品、ブランドなど、自分たちの創作してきたものを守るのが、特許や商標、意匠といった知的財産権です。

 特に大学発ベンチャー、スタートアップにとって知財戦略は必要不可欠なものでありながら、限りある時間、リソースの中で十分な対応ができていません。一方、スタートアップのビジネスは大手企業とは違った知財戦略が必要になるケースが多く、それを支援するためには弁理士や知財関係者がスタートアップのビジネスモデルを良く知る必要があります。

 ベンチャー、スタートアップには創業前後、成長期における知財のポイントや、弁理士や知財関係者の活用方法を知ってもらう。また、弁理士や知財関係者には、スタートアップ支援に必要な知識、スキルを知るとともに、スタートアップ支援を業務としていく具体的なモデルを描けるようにしていく。今回は、ベンチャーキャピタルから見たベンチャー、スタートアップの知財戦略のポイントがわかるセミナーとともにベンチャー、スタートアップ関係者、知財関係者、ベンチャー・スタートアップ支援者とのネットワーキングの場を提供していきます。

 第1部では、特許庁スタートアップ支援チームによる、「スタートアップこそ知財戦略を!知らなきゃ損する知財活用とサポート制度」の題で、特許庁スタートアップ支援チームの活動とスタートアップ、ベンチャー企業向けのサポート制度などスタートアップの知財戦略についての特許庁の取り組みについてご紹介します。また、阪大発ベンチャーである株式会社ファンペップより、大学発ベンチャーならではの知財戦略についてご講演いただきます。

 第2部では、関西のスタートアップシーンで活動されている、大学発ベンチャーに深く関わるベンチャーキャピタリストに加え、大学発ベンチャーの起業を狙う研究者にもご登壇いただき、「VCに聞く!大学発ベンチャーが知財でやるべきこと」をテーマに、ベンチャー、スタートアップが大学発技術の実用化の担い手として成長していくために、ライセンス交渉を行う際には何に気をつけるべきか、大学発技術を使いながら事業の独占性をどう確保するか、独自の知財ポートフォリオをどう構築するか、といった生の声、視点を加えて、より具体的にベンチャー、スタートアップの知財戦略に迫っていきます。

 イベントの最後には、ベンチャー、スタートアップ関係者と、知財関係者、ベンチャー・スタートアップ支援者が直接、話や相談ができるマッチング型の懇親会のお時間も用意しております。ベンチャー、スタートアップ企業、知財関係者、ベンチャー・スタートアップ支援者ともに「知財戦略」でビジネス展開を考えている方々は、ぜひご参加ください。

登壇者

株式会社ファンペップ 法務知的財産部長
古関 幸史(こせき こうし)氏

1983年 東京大学農学部農芸化学科修士課程修了後 日本たばこ産業株式会社(当時「日本専売公社」)研究職として入社。
1989年 東京大学農学博士号(論文博士)。
1994年 本社企画グループ勤務。R&Dマネジメントの構築(事業部R&Dの経営管理支援)海外ベンチャーとの共同開発プロジェクト支援、海外ベンチャー情報および国内産学連携プログラムを通じた技術シーズ探索などに従事。その間の1997年7月~1998年8月 東京大学先端科学研究センター知的財産権大部門客員研究員として「日本版TLO(東大CASTI)」設立準備実践研究に参画。
2003年8月 医薬事業部医薬総合研究所特許情報部勤務。2009年より部長職。医療用医薬品開発事業の知財実務全般に従事。
2011年4月 弁理士登録
2015年3月 日本たばこ産業株式会社退職、同4月株式会社ファンペップ勤務。法務知的財産部長。現在に至る。

京都大学イノベーションキャピタル株式会社 投資担当部長
上野 博之氏

ライフサイエンス・ヘルスケア領域における研究開発と投資活動にて約20年間の経験を持つ。現在、京都大学イノベーションキャピタルにて、スタートアップの設立や投資、投資企業へのハンズオンに貢献している。前職までは日本オルガノン、武田薬品工業、大日本住友製薬にて研究者やマネージャーとして研究開発に従事した。大阪大学にて博士号を取得。

大阪大学ベンチャーキャピタル 投資部・シニアキャピタリスト
魚谷 晃(うおたに あきら)氏

九州大学大学院工学府修了、慶応義塾大学大学院経営管理研究科(MBA)修了。2005年住友化学へ入社し、素材に関する研究開発および新規事業企画業務に従事。産業技術総合研究所でのベンチャー企業支援業務を経て、2017年より現職。ディープテックを対象として、おもにシードラウンドの投資を手掛けている。

京都大学 大学院医学研究科 呼吸器疾患創薬講座
山本 佑樹氏

医師・医学博士。呼吸器疾患全般の患者診療に携わりながら、治療方法のない疾患が多い呼吸器領域の診療に革新をもたらす研究を行いたいと考え、2012年から京都大学呼吸器内科にてiPS細胞を用いた肺再生研究に従事し博士号を取得。iPS細胞から呼吸器上皮細胞を分化誘導する技術の発明者(共同)として2件の特許出願中(京都大学)。2018年からは本技術シーズに基づく大学発ベンチャー創出に向けて活動中。

株式会社TLO京都・取締役 京大事業部門 事業部門長
古橋 寛史(ふるはし ひろふみ)氏

名古屋大学 生命農学研究科 修士課程修了後、総合研究大学院大学遺伝学専攻(国立遺伝学研究所)にて博士号取得。理学博士。その後、国立遺伝学研究所 学術振興会特別研究員、米・エモリ―大学にて博士研究員を経て、東北大学 薬学研究科にて教員として5年間勤務後、現在の株式会社TLO京都(当時は関西ティー・エル・オー株式会社)に入社。2018より京大事業部門 事業部門長。今期、TLO京都の取締役となり、現在に至る。

経済産業省特許庁
進士千尋氏

石川県出身。東京大学大学院 薬学系研究科修了。
2006年入庁。審査第三部(化学、医療系)で特許審査に従事。
特許庁国際課、AMED出向を経て、2019年より現職。

『大学発ベンチャーの知財戦略を語る「スタートアップ×知財コミュニティイベント by IP BASE in 京都(特許庁ベンチャー支援班)」』
●開催概要
■日時:2019年12月13日(金)
受付開始:17時半 開演:18時 終了予定:21時
■場所:京都リサーチパーク たまり場
京都府京都市下京区中堂寺南町134番地
■入場料:無料
■募集人数:一般(起業家・スタートアップ関係者など)30名
      知財関係者(弁理士など)30名
■主催:特許庁 協力:ASCII STARTUP
■内容
テーマ「大学発ベンチャーと知財」
・18時~19時 第1部 特許庁セミナー「スタートアップこそ知財戦略を!知らなきゃ損する知財活用とサポート制度」
株式会社ファンペップによる御講演
・19時~20時 第2部  パネルセッション「VCに聞く!大学発ベンチャーが知財でやるべきこと」
・~21時 第3部 ネットワーキング
※プログラム内容は予定です。都合により変更となる場合があります。

■登壇者紹介
古関 幸史氏(株式会社ファンペップ 法務・知的財産部長)
上野 博之氏(京都iCAP株式会社投資部 投資担当部長)
魚谷 晃氏(大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社 シニアキャピタリスト)
山本 佑樹氏(京都大学大学院医学研究科 呼吸器疾患創薬講座 特定助教)
進士 千尋氏(経済産業省特許庁) ほか
※登壇者は調整中になります。予告なく変更、追加の可能性があります。

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