PS4 ProをBarraCuda SSDに換装したら「DEATH STRANDING」のロード時間はどうなるのかチェック
ゲームロード時間がHDDの半分に
第3回は、世界の小島秀夫氏が手掛けた待望の作品「DEATH STRANDING」(SIE/7590円)。圧倒的なビジュアルと謎めいたオープニングストーリーだけで、一気にゲームの世界へ引き込まれることまちがいなし。「デス・ストランディング」とは何なのか。未来を運ぶ任務についた運び屋サムを操り、人類滅亡の危機が迫った世界で、どんな展開が待ち受けているのか。これは小島ファンならずともプレイしてほしい作品だ。
11月8日に発売されたばかりだが、バージョンはすでに1.05で、容量は47.09GBにも上る。サングラスやパワースケルトン/ゴールドなどゲーム内アイテムやキャラクターアバターセットなどを含んだ「DEATH STRANDING デジタルデラックスエディション」(SIE/9790円)も用意されている。
今回はゲームの起動時間と序盤のセーブポイントでのロード時間の2つを測定した。PS4のシステムは7.0だ。
なお、計測はストップウォッチを用いた手動で、3回計測しての平均タイムを使用。SSDもHDDもキャッシュを利用するため、1、2度起動からゲーム開始まで実行し、ロード時間が安定した状態から計測している。また、ロード中にネットへ接続するため、環境によっては今回の結果以上の時間がかかる可能性があることをあらかじめ承知してほしい。
結果はゲームの起動時間は約6秒、ゲームロード時間は23秒の短縮とかなり改善されている。特にゲームロード時間は半減しており、SSDの効果は絶大だ。ゲームを始めるまでセーブデータの選択を含めても1分以内で完了するので、すぐにでもプレイしたいというストレスを軽減してくれるはずるである。最近はゲームの容量が肥大化してきているので、BarraCuda SSDの1TBないし2TBのモデルを選びたいところ。換装作業もそれほど難しくはないので、ぜひ実施してほしい。
SSDもだいぶ価格が下落してきている。「BarraCuda SSD」も1TBの容量なら1万4000円程度。2TBなら3万円程度で手に入るので、予算に合わせて即ポチってほしい。今回も、大きな効果が得られたが、今後もさまざまなタイプの人気ゲームで検証を重ねたい。なお、ファイルの書き込まれた状態や性能の劣化などによっては、今回のような結果にならない場合がある点にご了承願いたい。
©Sony Interactive Entertainment Inc. Created and developed by KOJIMA PRODUCTIONS.
(11月18日:記事公開時に製品写真の誤掲載がありました。関係者、読者の皆様にご迷惑をおかけしましたことをお詫びするとともに訂正いたします。)
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