週刊アスキー

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私→WRC

第9回

ドイツラリーを視察! WRCのスケールに茂原の女王も衝撃!

地元の人にも根付いているラリー文化

 次は大盛り上がりのセレモニアルスタートを見学してから、怒涛のSS巡りをしたんですが、もう言葉にできないほどの迫力! 本当に、ラリーカーが自分の眼前20センチくらいのところを爆音で走るんです。手を伸ばせば届きそう、いや届きます、確実に。エンジン音や排気音がビリビリと空気を振動させて伝わってきます。そして沿道から手を伸ばして応援する凄い数のギャラリー。

 テレビで見たことある光景の中に、自分がいることが信じられませんでした。中には応援している選手の母国の国旗を掲げている応援団もたくさんいて、一番多かったのがトヨタのドライバー、オィット・タナック選手のエストニアの国旗でした。私も日の丸持っていけばよかったなぁ。貴元選手がんばれー!

 SS5ではスタート地点での見学もできたのですが、カウントダウンが0になった瞬間に、ロケットのように加速していきます。あまりの爆音に鼓膜が震えて怯んでしまうほど。ラリーの醍醐味は「公道を走る見慣れた車がレーシングスピードで駆け抜けていく」ことだと思うのですが、これが街中を多く走っているトヨタ・ヴィッツ(ヤリス)の最終形態なのかと思うと、胸がドキドキしました。

 しかも、走るコースは市街地どころか住宅街です。自宅の前でワインを飲みながら観戦している住人の方もちらほら。これがヨーロッパに根付いたモータースポーツ文化なのですね。

 日曜には軍事演習場の中を走るSSもあり、一番人気と聞いていましたが実際にすごいギャラリーの数で驚きました。大音量で音楽も流れていて、まるでフェスのよう。MCさんが観客に「フランスから来た人ー! イタリアから来た人ー!(当然英語で)」と問いかけていきます。その度に「ウォーー!!」とあちらこちらから応えるレスポンス。

 日本も聞いてくれるかなと思っていると「フロム ジャパーーン!」。思わず大声で両手を上げて「イエーーーーーーーイ!!」と叫ぶと、周りがみんな振り返ってニコニコこっちを見てくれました。アナウンサーの人も「ようこそ!」と言ってくださって、あの熱気と一体感が最高でした。日本ではピエール北川さんがやってくれるでしょうね。

 軍事演習場では同時に2つのSSが行なわれるという特殊な場所で、会場内を2台のラリーカーが走るという、目が追いつかない状況でした。本当に何から何までスケールの大きさを目の当たりにしました。

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