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小さくて高性能! 「Xperia 5」はハイエンドコンパクトの未来を示している

2019年11月09日 12時00分更新

トリプルカメラでプロ並みの撮影も可能

 カメラは本体背面がトリプルレンズ仕様で、組み合わせは下記。

  • 標準:約1220万画素/26mm/F1.6
  • 超広角:約1220万画素/16mm/F2.4
  • 望遠:約1220万画素/52mm/F2.4

 いずれのカメラも画素数が約1220万画素と高いのがポイント。一般的に複眼カメラ仕様のスマートフォンは、標準は高画素数だが超広角や望遠はそれに劣る場合が多いので、Xperia 5の大きなアドバンテージといえる。

トリプルレンズのカメラで画角を切り替えて撮影できる

カメラアプリのインターフェースには従来モデルからほぼ変更点はなし

 このカメラの仕様はXperia 1とほぼ同じ。ただし960fpsでのスーパースローモーションの動画撮影に非対応となっている(120fpsは可能)。一方で、Xperia 1から改良されているポイントもあり、そのひとつが「撮影アドバイス機能」。たとえば撮影時に指が映り込んでしまっている場合にはポップアップで通知してくれるため、ミスショットを防げるようになっている。

ミスショットを防いでくれる「撮影アドバイス機能」を搭載

 そのほか映画のようなプロ向けの撮影が可能な「Cinema Pro」もアップデートが施されており、プロジェクト名に任意の名前がつけられるほか、音声の入力レベルも調整できるようになり、より環境に合わせた撮影が可能になった。

「Cinema Pro」では音声レベルが調整できるなど、細かなアップデートがなされている

 以下はXperia 5で撮影した作例。基本的にはオートかつ手持ちで撮影している。Xperia 5は設計思想として「レンズ交換式カメラ」をモチーフとしており、ほかの複眼スマートフォンのように、全部のカメラを合成して1枚の写真として書き出すという感じは弱い。それでも実際に見たままの自然な発色には好感が持てる。

標準(26mm)で撮影

超広角(16mm)で撮影

望遠(52mm)で撮影

接写してマクロで撮影。細かいところまでしっかりと描画できている

屋内でのフード撮影では、室内灯の暖色に引っ張られないようホワイトバランスが調整されているようだ

夜景では若干ビルの窓明かりなど潰れているところもあるが、手持ちでも十分きれいに撮影できている

インカメラは約800万画素/F2.0というスペック

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