20万円のケーブルを発見
中野サンプラザで開催中の「秋のヘッドフォン祭 2019」のアユートブースで、リケーブルブランドLuminox Audioのフラッグシップモデル「LUMINOX」が展示された。
Luminox Audioは2017年設立の台湾のメーカー。現行モデルは1万円台から9万円台と幅広く、さまざまな仕様のケーブルを製品化している。
主に高級イヤフォンで、ケーブルを交換できる仕様のモデルで、ユーザーが好みに合わせて音質を変えたり、取り回しをよくする目的で購入されるリケーブル。価格帯はメーカーによってまちまちだが、数千円から、高いもので3万円程度がボリュームゾーン。LUMINOXは、実売価格で20万円程度を見込むというから、その価格の高さは飛び抜けている。
残念ながら試聴はできなかったが、担当者に話を聞くと、LUMINOXはプラグ部に機械式の接点を設けており、専用の器具で回転させることで、3タイプの音質を楽しめるという仕様。
音質をチューニングできる機能を持つイヤフォンはときどき見かけるが、ケーブル側で変更するのは珍しい。ケーブルそのもの、プラグ部なども高級感に溢れており、ただものではないオーラが漂っていた。興味のある読者は、ぜひ自身の目で確かめてほしい。
なお同ブースでは、同じくLuminox Audioの未発表モデル「Jet black」も参考出店された。こちらは2万円前後での販売を予定しているという。
発売時期はいずれも未定。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります