週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

秋のヘッドフォン祭 2019レポート

ヘッドフォン祭でJust ear「XJE-MH1R」を聴く! 世界にひとつだけの音

2019年11月02日 17時30分更新

XJE-MH1R

 Just earが、中野サンプラザで開催中の「秋のヘッドフォン祭 2019」で、「XJE-MH1R」「XJE-MH2R」を展示。はじめて一般に公開し、合わせて受注会を実施した。

 Just earは、耳型を採取して、ユーザーひとりひとりに合った形状でイヤフォンを提供する。こうした製品はカスタム・インイヤー・モニター(カスタムIEM)と呼ばれることが多いが、Just earでは「テイラーメイドイヤホン」と呼称している。

 XJE-MH1Rは、形状だけでなく、音質に関してもユーザーにヒアリングし、エンジニアがユーザーの好みや使用環境に合わせて音質のチューニングを施すというコンセプトのモデル。価格は30万円(税抜き)と高額だが、会場では、すでに購入の申し込みをするユーザーが見られた。秋のヘッドフォン祭 2019の会場なら、その場で耳型を採取できるため、スピーディーな発注が可能だ。

音質プリセットモデル3タイプも展示

 合わせて、音質プリセットモデルの「XJE-MH2R」も展示。

XJE-MH2R

 「モニター」「リスニング」「クラブサウンド」という3種類の音質から、好みのものを選択し、購入できるというモデル。価格は20万円(税抜き)と、XJE-MH1Rより10万円ほど安い。

 試聴させてもらったところ、「モニター」は原音重視。「リスニング」は中高域がかすかに強調され、パーカッションの軽快さがより楽しめ、「クラブサウンド」はより深みのある超低域〜低域が再現された。

 いずれも「味付けをし過ぎ」ということはなく、さりげなく特定の帯域を強調している印象で、どのモデルもじっくりと音源を聴き込む使い方ができそうだ。

 高額なオーディオ製品を購入する際は「試聴して、気に入ったら買いたい」と考える人も多いはず。秋のヘッドフォン祭 2019なら、気になるモデルを試聴し、その場で注文に移れるので、購入を検討している方は、ぜひJust earブースを訪れてほしい。なお購入時には、本体価格に加えて9000円の耳型採取料が発生する。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この特集の記事