週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

日本の航空法をクリアしたドローン「Mavic Mini」が登場!「Mavic Air」並の性能に価格は半額以下!!

2019年11月02日 10時00分更新

折り畳みサイズはMavic Airより少し小さく重量は半分以下!

 まずは、DJI初の日本限定モデルとなるMavic Miniの最大の特徴である重量をチェック。今回、日本で発表されたMavic Miniは、日本の航空法が適用されない200グラム以下という重量をクリアしたDJIドローン史上最軽量の199グラム。

飛行状態のボリューム感からはトイドローンのような安っぽさは無く、重量が199グラムしかないとは感じられない

プロペラとアームを折り畳むと送信機(写真奥)とほぼ同じサイズ感に

 ちなみに海外版のMavic Miniには、容量が大きなバッテリーが搭載され、重量は249グラムとのこと。しかし、本格的な空撮が出来るドローンが199グラムって、「iPhone11 Pro」が194グラムですよ! もはや空飛ぶスマホ。

これまでの200グラム以上のDJI製ドローンは、日本の航空法だと無人航空機という扱いになるが、199グラムのこのMavic Miniは模型飛行機という扱いになるため、飛行可能なエリアが格段に広がる!

1100mAhのLipo バッテリーで18分間の飛行が可能

日本仕様のバッテリーは2セルのLipoで容量は1100mAh、重量は50グラム。なお、日本での使用が不可能な海外仕様のバッテリーは、2セルのLi-ionで容量は2400mAh、重量は100グラム、30分間の飛行が可能とのこと

後部にあるバッテリースロットの下には、マイクロUSBとマイクロSDスロットを搭載。なお、内蔵メモリーは無し

 さらに、製品名にMavicと冠されているとおり、Mavic Air同様に折り畳みが可能で手軽に持ち運べる。というワケで、2018年1月に発売されたMavic Airとサイズを比較してみたところ……。

折り畳むとまさに手のひらサイズ

【折り畳み時サイズ比較/重量】
Mavic Mini 140×82×57mm/199g(海外版249g)
Mavic Air 168×83×49mm/430g

【飛行時サイズ比較/重量】
Mavic Mini 160×202×55mm/199g(海外版249g)
Mavic Air 168×184×64mm/430g

 折り畳んだ状態ではMavic Airとさほど変わらない感じ。ですが、飛行状態の横幅がなんと約2センチほど広い! えっ? もっと小さいかと思いました?

 しかし、個人的にはこのサイズ感は大正解だと思います。これ以上小さくなると携帯性はアップしますが、飛行時の安定性が犠牲になるからです。さらに重量が軽い機体だとその傾向はより顕著に。ちなみに飛行時のサイズが最も小さいSparkのサイズ・重量は143×143×55 mm/300g。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります