3.テレビとAlexaのコンビネーションの良さ
3つ目は、テレビとAlexaのコンビネーションの良さ。この製品はテレビをつけたまま「Alexa」と話しかけると、音声はもちろん、スマートディスプレーのように映像でも応答してくれます。
たとえば、「Alexa、今日の天気は?」と聞くと、時間ごとの天気や気温、体感温度などを表示してくれます。
もちろん、テレビを起動していない状態でも、Alexaの音声操作は可能。「Alexa、今日の天気は?」や「Alexa、ニュースを教えて」と言うと、Fire TV Cube本体だけでも応答してくれます。ただし、本体の音量ボタンを最小(ミュート)に設定していると、音が聞こえません。この点はきちんと設定しておくことをオススメします。
ちなみに、テレビを起動せずに「Apple Musicをかけて」と言うと、Fire TV Cube本体が「Apple Musicはこちらです」と応答し、テレビが起動。テレビに再生中の音楽情報が表示され、テレビのスピーカーで音楽を楽しめます。
4.Alexaスキル操作の簡単さ
4つ目は、従来製品を使うユーザーならではのAlexaスキル操作の簡単さ。この製品のAlexaスキルは、従来のAlexa対応端末と同じように、専用のスマホアプリで追加したり、アップデートしたりできます。
すでにAlexa対応端末を使っている人はこれまでどおり、アプリを起動するだけ。現在地情報やスマートスピーカー対応家電の情報はそのまま引き継がれるので、設定を一からやり直さなくても大丈夫です。
ちなみに、EchoやEcho Dotには対応しているものの、この製品には対応していないAlexaスキルもあります。私は普段から天気とアップルミュージック、家電操作ぐらいしか使っていないので、とくに困りませんでしたが、少しマイナーなAlexaスキルも使うユーザーは「あのAlexaスキル使えないのか……」とがっかりする場面もあるかもしれません。
一気に乗り換えて正解でした
結論を言うと、以前からFire TV Stickが気になっており、Echo Dotを持っていたユーザーとしては、一気に乗り換えて正解でした。3日ほど使用していても、Fire TV Stickという既製品に、Alexaの音声操作を付け加えた製品だけあって、「ここにがっかりした!」という目立った欠点は思い当たりません。
「テレビを持っているものの、地上波やBSテレビはほとんど観ない」という方は、従来のFire TV StickとFire TV Stick 4Kだけではなく、+αで音声操作もできるFire TV Cubeも視野に入れてみてはいかがでしょうか。
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