2Kが販売、Gearbox Softwareが開発した「ボーダーランズ3」は、ハクスラ要素高めのシューティングRPG。シリーズ3作目となる本作は、前作から約7年ぶりのナンバリングタイトルだ。銀河を舞台にした壮大なストーリー、ぶっ飛んだキャラクター、豊富なミッション、最大4人までの協力プレイが本作の特長となっている。9月13日より、PlayStation 4、Xbox One、PCのプラットフォームで販売中。前回に引き続き、ボーダーランズ3の魅力を掘り下げていきたい。
異なる特性を持った敵に挑み、手に汗握るバトルを堪能
ボーダーランズシリーズの世界は、狂気とブラックジョークに満ち溢れている。本作に登場する敵は文字通りの極悪人で、遭遇すると問答無用に襲いかかってくるのだ。いうなれば「ヒャッハー!」である。世紀末な世界を舞台にした、クレイジーなジャーニーを体験できるのが本作の特長だ。
敵は人間だけでなく、モンスター、ロボット、そしてヴォルトを守る異星人「エリディアン」も存在し、前作よりも敵のバリエーションが豊富になっている。実際にプレーした際、攻撃モーションと特性が異なる敵に何度も戦いを挑み、手に汗握るバトルを堪能できた。装備とスキルを使った戦略を発揮し、強敵を倒したときの達成感は実に心地よい。
すべての敵を余裕で倒せるよう自身を強化することが攻略のカギだ。メインミッションを進める以外にも、サブミッションやトレジャーハント(強力な装備を獲得することを目的としたプレースタイル)に挑戦するといいだろう。自身を強化しつつ、強力な装備も手に入れる。それがハクスラの面白さといえる。
ボーダーランズ3のボスは極悪外道な双子の姉弟!
本作に登場するボスは、カルト集団「チルドレン・オブ・ヴォルト」を率いる「カリプソ・ツインズ」。ヴォルトの力を悪用して銀河を支配しようと企む双子の姉弟(姉:タイリーン・カリプソ 弟:トロイ・カリプソ)だ。
前作のボスである「ハンサム・ジャック」は言うなれば悪賢い紳士で、彼がみせる独特のユーモアに魅力を感じていた。が、対するカリプソ・ツインズは生粋の悪、もしくは悪童だ。しかも、憎たらしさも前作以上にパワーアップしているので、プレー中に何度も腹が立ったものだ。ハンサム・ジャックのユーモアが恋しいと何度思ったことか。ああ、憎たらしいっ!
週刊アスキーの最新情報を購読しよう