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13.4型ノートパソコン「New XPS 13 2in1」の外観をチェック

映像美と堅牢性高めのスリムボディーが魅力の第10世代Core搭載ノートPC

2019年10月18日 09時00分更新

デルの13.4型ノートパソコン「New XPS 13 2in1」は第10世代Coreプロセッサーを搭載

 デルが販売する「New XPS 13 2in1」は、第10世代のCoreプロセッサーを搭載した13.4型ノートパソコン。スタンダードモデルは、CPUがCore i3-1005G1、メモリーが8GB、ストレージが256GB SSDといった構成となっている。

 今回お借りした「New XPS 13 2in1 プラチナ(ブラック)」は、CPUがCore i7-1065G7、メモリーが16GB、ストレージが512GB SSD、GPUがインテル iris Plus グラフィックスといった構成のハイエンドモデルである。価格は19万9980円(税抜)だが、クーポンを使用することで16万5983円(税別)で購入可能だ。

 今回は、New XPS 13 2in1の外観について紹介しよう。

■New XPS 13 2in1:外観のポイント
・堅牢性とエレガントさを両立させたスリムボディー
・趣味と仕事を彩る13.4型ディスプレー
・左右の幅をギリギリまで狭めたフルサイズキーボード
・Thunderbolt 3を2基搭載したインターフェース

堅牢性とエレガントさを両立させたスリムボディー

削り出しアルミのプラチナシルバーはエレガントな印象を与える

 まずは、New XPS 13 2in1のボディーからチェックしていこう。プラチナシルバーのボディーは削り出しアルミ素材を採用し、エレガントな印象を与えている。試用機の内装はカーボンファイバーを採用したブラックだが、グラスファイバーを採用したアークティックホワイトも選択可能だ。

ディスプレーを360度回転させ、4つのスタイルに変形できる

 2in1タイプで、ディスプレー部分を360度回転できる。通常のノートパソコンスタイルをはじめ、テントスタイル、スタンドスタイル、タブレットスタイルと、状況に合わせてディスプレーのスタイルを自由に変えられる。例えば、テキストを作成するときはノートパソコンスタイル、動画を鑑賞するときはスタンドスタイルといった使い方ができる。

側面にはダイアモンドカットが施されている

 本体サイズはおよそ幅296×奥行207×高さ7~13mmで、重量は約1.33kg。とてもスリムな筐体だが、アルミらしいどっしりとした重みが少し気になる。とはいえ、最近の超軽量な13.3型ノートパソコンと比べてちょっとだけズッシリしてるなと感じるレベルなので、サイズを考慮すると十分モバイルとして使用できる軽さではある。

 側面部にはダイアモンドカットが施されており、輝かしい光沢を与える以外にもコネクターの傷を防止する働きも担っている。このように、堅牢性とエレガントさを兼ね備えた筐体に仕上がっていると感じた。

趣味と仕事を彩る13.4型ディスプレー

超狭額ベゼルの13.4型ディスプレーは、縦横比が16:10と少し縦長に

 New XPS 13 2in1の13.4型ディスプレーはグレアタイプだが、500nitの輝度によって屋外など明るい場所でも鮮明な映像を表示できる。そのうえ、XPSシリーズを象徴する超狭額ベゼルを採用し、没入度を重視し広い視野角も実現している。

 縦横比は16:10で、一般的である16:9よりも少し縦長になっている。ウェブブラウジングや文書作成時、上下にスクロールする作業を快適にするための考慮だと思われる。そのほか、ブルーライトを削減しつつ鮮明な色を維持する「Eyesafeテクノロジー」、最大40倍以上の輝度を表現できる「Dolby Vision」も搭載。作業の効率化と健康を意識した設計を採用している。

 解像度は1920×1200ドットか3840×2400ドットを選択可能で、試用機は前者となっている。実際にYouTubeやNetflixで鑑賞してみたところ、色彩豊かな映像美を堪能できた。

左右の幅をギリギリまで狭めたフルサイズキーボード

「MagLev(磁気浮遊)」を採用したフルサイズキーボード。旧世代モデルとくらべ、左右の幅が狭まっている

 続いて、New XPS 13 2in1のキーボードをチェック。バックライト付きのフルサイズキーボードで、「MagLev(磁気浮遊)」を採用している。旧世代モデル(2018)とくらべて、左右の幅がギリギリまで狭まっているのが大きな変化といえる。無駄なスペースを省いたことで、エンターキーなどよく使うキーの大きさもしっかりと確保できている。そのほか、ガラスボタンを内蔵したタッチパッドや、指紋認証センサーを内蔵した電源ボタンも搭載している。

Thunderbolt 3を2基搭載したインターフェース

右側面にはThunderbolt 3と3.5mmヘッドフォン/マイクコンボジャックを搭載

左側面にはThunderbolt 3とmicroSDカードリーダーを搭載

 最後に、インターフェースについて解説しよう。右側面にはThunderbolt 3(USB Type-C)と3.5mmヘッドフォン/マイク コンボジャック、左側面にはThunderbolt 3とmicroSDカードリーダーを搭載。

 Thunderbolt 3は左右合わせて2基搭載し、電力供給(PowerDelivery)およびDisplayPortに対応している。初めて使用したとき、端子が少ない点が気がかりだった。だが、幸いにも変換アダプターが付属されているので、USB Type-A対応の周辺機器を使用したい場合でも一安心だ。それでも物足りない場合は、Thunderboltドックなどを購入すれば、より快適に使用できる。

 New XPS 13 2in1の外観については以上。次回は使い勝手を中心に紹介していきたい。

New XPS 13 2in1の主なスペック
標準スペック 試用機のスペック
CPU Core i3-1005G1 Core i7-1065G7
グラフィックス インテル UHD グラフィックス インテル iris Plus グラフィックス
メモリー 8GB 16GB
ストレージ 256GB SSD 512GB SSD
ディスプレー 13.4型(1920×1200ドット/3840×2400ドット)、WLEDタッチディスプレー
内蔵ドライブ -
通信規格 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ax)、Bluetooth 5.0
インターフェース Thunderbolt 3×2(DisplayPort/PowerDelivery)、microSDカードリーダー、3.5mmヘッドフォン/マイク コンボジャック
内蔵カメラ 約92万画素ウェブカメラ
サイズ/重量 およそ幅296×奥行207×高さ7~13mm/約1.33kg
OS Windows 10 Home(64bit)

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