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DXR非対応のRadeonでもMinecraftの映像をレイトレーシングで劇的に変化させる方法とその効果に迫る

2019年10月21日 11時00分更新

SEUS PTGIを導入する

 SEUS PTGIはSonic Ether氏が開発をしているが、現在配布はクラウドファウンディングサイト「PATREON」(https://www.patreon.com/sonicether/posts)でのみ行なわれている。毎月10ドル(以上)をPATREONで支援してくれる人にのみダウンロードが許可されるのだ。いわゆるサブスクリプション制のような配布形態だが、支援をすぐキャンセルすればその時点でのSEUS PTGIは入手できるし、その後も使い続けることができる。

 ただ支援を打ち切れば、それ以降にリリースされた改良版の入手は再度支援するまで不可能になる。月1000円ちょっととはいえ、自分の懐具合と相談して決めたいところだ。

SEUS PTGIはPATREON上のページでユーザーからの支援を受けつつ開発を進めるというスタイルになっている

SEUS PTGIを支援するプランは4つ存在するが、SEUS PTGIのMod本体をダウンロードするにはPATREONに登録し、月額10ドル以上の支援をする必要がある。月額1ドルまたは5ドルのプランではSEUS PTGIをダウンロードできない

 本稿執筆時点でのSEUS PTGIの最新版は9月26日付けの「SEUS PTGI E10」だった。導入法はJava版MinecraftのMod導入経験があれば、特別難しい部分はない。ただSEUS PTGI E10ではMinecraftのバージョンが「1.14.4」以降、さらにグラフィックを拡張する「OptiFine HD U F3」以降でないと動作しない(OptiFineの導入法に関しては割愛する)。

 また、ブロックの見た目を変化させるリソースパックを組み合わせると、見た目と実際の視覚効果が噛み合わなくなる可能性もある。この辺は通常の影Modと同様、個別のModやリソースパックを適宜オン・オフすることで対処しよう。

SEUS PTGI E10を使う上で必須のMinecraftのバージョンや設定類はダウンロードリンクの直前に書かれている。特にブロックの見た目を変えるリソースパックは光源処理において不具合を出しやすいようだ

SEUS PTGI E10を使う上でチェックするべき点を矢印で示す。まずはVideo Settings→Detailでは「Alternative Blocks」はオフ「Trees」は「Fansy」か「Fast」のどちらかにすること

「Video Settings」→「Quality」では「Natural Textures」をオフに

「Video Settings」→「Shaders」では左の「Shadow Quality」は「1x」、「Old Lighting」は「Default」に設定する

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