日本エイサーは10月11日、ソフマップAKIBA②号店 パソコン総合館にて、オールインワンゲーミングチェア「Predator Thronos」の受注生産販売を開始すると発表した。Predator ThronosはIFA 2018で発表され、まるでSF映画やアニメに出てくるロボットのコックピットのような外観で話題になったオールインワンゲーミングチェアだ。
いや、「ゲーミングチェア」というとなかなか伝わりづらいかもしれない。というのも、Predator Thronosは27インチの曲面液晶ディスプレー3台と、ゲーミングデスクトップPC、ゲーミングヘッドセット、ゲーミングキーボード、ゲーミングマウスまで付属するまさに「オールインワン」な製品だからだ。ゆえに、その価格も税込みで349万8000円と超ド級なわけだが、ゲーミングチェア部にあたる「ゲーミングコックピット」だけでも約180kgもあるため、導入する敷居はなかなかに高い。
ちなみにスペックは以下となるが、PCは同社のゲーミングデスクトップPC「Predator Orion 9000」及びゲーミングヘッドセット「Predator Galea350」、ゲーミングキーボード「Predator Aethon 300」、ゲーミングマウス「Predator Cestus 330」はいずれも国内未発売モデル。Predator Thronosを購入したユーザーのみが手に入れられることになる。
Predator Thronos PGC890の主なスペック | ||||
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OS | Windows 10 Home 64bit | |||
CPU | Core i9-9900K(8C/16T、3.6~5GHz) | |||
チップセット | Intel Z370 | |||
メモリー | 16GB×2、DDR4-2666 | |||
ストレージ | 512GB SSD(NVMe、M.2)、2TB HDD(SATA、7200rpm) | |||
光学ドライブ | DVD±R/RWドライブ | |||
グラフィックス | GeForce RTX 2080 Ti×2、SLI運用 | |||
通信機能 | IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠無線LAN、Bluetooth 4.2、1000BASE-T準拠有線LAN | |||
液晶ディスプレー | XZ271Ubmijpphzx(27インチWQHD、曲面VAパネル、144Hz駆動)×3 | |||
電源 | PC:1000W、液晶ディスプレー:90W(ACアダプター)、ゲーミングコックピット:180W | |||
サイズ | PC部:299(W)×700(D)×643(H)mm、液晶ディスプレー:612(W)×268.2(D)×420~540(H)mm、ゲーミングコックピット:1660~1720(W)×1750(D)×1760~2250(H)mm | |||
重量 | PC:約23kg、液晶ディスプレー:約7.33kg、ゲーミングコックピット:約180kg | |||
ゲーミングヘッドセット | Predator Galea350 | |||
ゲーミングキーボード | Predator Aethon 300 | |||
ゲーミングマウス | Predator Cestus 330 |
本日はそのお披露目ということで、Predator Thronosが常設展示されるソフマップAKIBA②号店 パソコン総合館にお邪魔してきたのでその模様をレポートしたい。
ポイントだけでも34万9800円相当!
体験会は株式会社ソフマップの代表取締役社長 渡辺武志氏と日本エイサー株式会社の代表取締役社長 ボブ・セン氏によるあいさつから始まった。セン氏はグローバルではすでに販売が始まっていたPredator Thronosだが、日本で展開するにあたり、住環境や価格の問題など様々な懸念があり、躊躇していたがソフマップが取り扱い協力してくれることで実現したと語った。
渡辺氏も近頃のゲーミング需要の高まりを強く感じており、消費税増税後もゲーミング系の売れ行きは好調なので、超高額製品ではあるが意欲的に販売していくことを表明した。
続いて、日本エイサー株式会社プロダクトマーケティングマネージメント部マーコム&マーケティング マネージャーの安藤康夫氏による製品説明が行なわれた。安藤氏によれば、ポイントが10%なので34万9800円相当になるという。ポイントだけでハイエンドゲーミングノートPCまで買えてしまうというわけだ。
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