AMDは10月9日、OEMとSIパートナー向けに、「Ryzen 3000」シリーズから「Ryzen 9 3900」と「Ryzen 5 3500X」の提供を開始した。
Ryzen 9 3900はグローバルでの提供、Ryzen 5 3500Xは、中国のみでの提供となる。「Zen 2」アーキテクチャーと7nmプロセスを採用し、現行のRyzen 3000シリーズのプロセッサーと同様の機能を備えるという。
X570チップセットで利用できるPCIe 4.0に加えて、AMD製マザーボードとの組み合わせで発動するブースト機能「Precision Boost Overdrive」や、オーバークロック制御用ユーティリティー「Ryzen Master Utility」に対応しているとのこと。パフォーマンス・チューニングも可能なようにアンロックされている。
Ryzen 9 3900は12コア／24スレッドで、ベースクロックは3.1GHz、最大ブーストクロックは4.3GHz。TDPは65Wに抑えられている。Ryzen 5 3500Xについては、現時点では詳細スペックは明かされていない。
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