PS4 ProをBarraCuda SSDに換装したら「ディビジョン2」のロード時間はどうなるのかチェック
ゲームロード時間が1/3以上短縮!
第2回の今回は、10月に大型アップデートが控えているユーピーアイソフトの「ディビジョン2」だ。2019年3月に発売されたこのゲームは、レインボーシックスシリーズと同様、トム・クランシー作品で、ワシントンDCを舞台に侵略拠点「タイダルベイスン」に挑戦し、ブラックタスクを拠点から排除することある。現在はエピソード1が配信され、ワシントンDC郊外の森林地帯に潜む反逆者を追い、動物園にいるアウトキャストのボスを排除するストーリーを楽しめる。キャンペーンモードのほか、COOPやPVPも用意されていて、レベル30に達したら、さらなるプレイ方法が開放される。
今後、2つのエピソードが控えており、ますますファイルサイズが膨大になることは必至。容量と読み書き速度を考慮したストレージ選びが重要だ。
今回は一人プレイするキャンペーンモードで検証してみた。計測したときのバージョンは1.11で、ファイルサイズは96.20GB。PS4のシステムは6.72だ。今回計測したのは、前回同様ゲーム起動からタイトル画面までと、タイトル画面からメニューが表示されるまで。そして、ゲームを選択してゲームが開始されるまでの時間の3つだ。それぞれ起動時間、メニュー表示時間、ゲームロード時間と表記している。
なお、計測はストップウォッチを用いた手動で、3回計測しての平均タイムを使用。SSDもHDDもキャッシュを利用するため、1、2度起動からゲーム開始まで実行し、ロード時間が安定した状態から計測している。
結果はゲームの起動時間は約17秒、メニュー表示時間で12秒、ゲームロード時間は59秒とすべてでロード時間が改善されている。特にゲームロード時間は1/3以上短縮しており、SSDの効果は絶大だ。ゲームを始めるまでに最低183秒かかっていたのが、95秒とほぼ半分の時間で済む。もし1日1回起ち上げて、1ヶ月遊んだとしたら、約45分も無駄な時間を過ごすことを意味する。BarraCuda SSDへ換装するだけで、それも解消されるわけだ。
SSDに換装するのはちょっと手間かもしれないが、この効果を見せつけられるとやる気も起きるのではないだろうか。1TBの容量なら1万5000円で手に入るので、いますぐポチるしかない。今回も、大きな効果が得られたが、今後もさまざまなタイプの人気ゲームで検証を重ねたい。なお、ファイルの書き込まれた状態や性能の劣化などによっては、今回のような結果にならない場合がある点にご了承願いたい。
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