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超軽量ながら堅牢性も確保、広角視野のIGZOディスプレーも魅力

モバイルマシンを軽さで選ぶなら最有力候補、約698gの13.3型ノートPC

2019年10月01日 09時00分更新

日々の生活を充実させるモダンPCとは?

 モダンPCとは、マイクロソフトが提唱する、スタイリッシュさと使い勝手のよさを両立したモバイルノートパソコンで以下のような特徴がある。

・SSD/eMMC搭載で処理が高速なのに加え、指紋認証やWindows Helloでの顔認証で簡単・安心ログインが可能。起動を高速化する「高速スタートアップ」も搭載
・薄くて軽いボディーで、外出先にも気軽に持っていける
・タッチ操作対応の2 in 1タイプで、ノートパソコンだけでなくタブレットとしても使用できる
・Microsoft Office搭載で日々の仕事を快適にこなせる

 Windows 7のサポート終了が迫る中、日々の生活をモダンPCでより充実・快適にしてみてはいかがだろうか。

「LIFEBOOK UH90/D2」

 最近では働き方改革やノマドといった働き方の変化により、ノートパソコンの使用率も上がってきたように思える。私も取材に出かけて、次の予定まで喫茶店で原稿を書くなど、外でパソコンを使うことが多々ある。

 そとでもしっかり仕事ができる性能はもちろんほしいが、何より毎日持ち運んで使うノートパソコンに求めるのは軽さだ。ノートパソコンが軽ければ軽いほど、日々の移動はかなり楽になる。

中身入ってる? と思える軽さ

 軽さ重視でノートパソコンを探したときに、絶対に選択肢に入るのが、13.3型モバイルノートパソコン「LIFEBOOK UH90/D2」だ。量販店モデルは約855gとなるが、同社のウェブ直販サイト「富士通 WEBMART」でカスタムメイドモデルの「LIFEBOOK WU2/D2」を選択すれば、最軽量のモデルでなんと約698gとなる。

片手で持てる超軽量ボディー

 モバイルノートパソコンは1kgを切る製品もかなり増えてきたが、600g代は驚異的。実際に手に持ってみると、まさにモックのように軽く、起動して普通に使えるだけでちょっと感動するレベルだ。

電源アダプターも小型なので、一緒に持っていくときに助かる

 サイズもおよそ幅309×奥行き212×高さ15.5mmで、リュックはもちろんビジネスバッグにもするっと入る。薄型軽量を極めていくと壊れやすいのでは? と不安に思う人もいるかもしれないが、本機は約200kgfの全面加圧試験、約35kgfの一点加圧、約76cmの落下試験などをクリアしており、堅牢性もしっかりと備えていることを証明している。

 今回試用した最軽量のモデルは、文字以外はすべてピクトブラックで統一してある。とてもシンプルなデザインで、文字は白で統一してあるので視認しやすい。なお、最軽量モデルではなく約747gからの計量モデルであれば、ピクトブラック/ガーネットレッド/アーバンホワイトの3色から選択可能だ。

ピクトブラックで統一されたボディー

広視野角のIGZOディスプレー
ブラインドタッチしやすいキーボード

 ディスプレーは13.3型で、解像度は1920×1080ドット。IGZO液晶を採用しており、視野角が広く発色もいい。加えて、ノングレアパネルで蛍光灯など映り込みが少ないほか、太陽光にもあまり影響されないので、外でも使いやすい。打合せで1つの画面を2人でみるときには広視野角はありがたいポイントであり、外出先で作業する人や長時間パソコンで作業する人であれば、ノングレアパネルのほうが作業しやすいはずだ。

IGZOパネルを採用したディスプレー。複数人で画面を観るときなどに広視野角なのは便利

 ディスプレーの左右は狭額ベゼルを採用しており、スタイリッシュな印象。また、上部にはWindows Hello対応のウェブカメラを内蔵しているので、簡単かつセキュアーなログインも可能だ。

富士通クライアントコンピューティングのノートパソコンに共通したデザインである、パームレスト部分がカーソルキーの付近から少しカーブする「Fライン」を採用。カーソルキーを少し下に配置することで、押し間違いを防いでくれる

 キーボードは、基本かな表記ありでキーピッチは約19mm、ストロークは約1.5mmとなるが、ピクトブラック選択時のみかな表記なしも選べる。アイソレーションタイプのためタイピングしやすい印象で、本記事もLIFEBOOK UH90/D2で作成しているが、個人的には使い始めて慣れが必要と思う箇所はほとんどなかった。

 私がノートパソコンのキーで重要視しているのは、エンターキーと半角/全角キーだが、どちらもしっかりとサイズが確保されており、ブラインドタッチもしやすい。ストロークは結構深いように感じるが、タイプ音は静かなので外出先の喫茶店などでも周りを気にせずに作業できるだろう。

 インターフェースは、左側にUSB 3.1(Type-C、USB Power Delivery対応)、USB 3.1(Type-C、USB Power Delivery対応、DisplayPort Alt Mode対応)、HDMI端子、USB 3.1端子、マイク・ラインイン・ヘッドフォン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子を配置。右側には有線LAN端子、USB 3.1端子、SDカードスロットを備える。

左側はUSB Type-C端子が2基並ぶ

モバイルマシンながら有線LAN端子をしっかり備えているのは、ビジネスで使うマシンとしてはうれしいポイント

有線LANを収納式にすることで、薄い筐体への搭載を可能にしている

 収納式の有線LAN端子を備え、会社では安定したウェブ通信が可能。加えて、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5.0に対応している。

モバイルノートは軽さが1番という人であれば最有力候補

 これからの時代、デスクトップではなくノートパソコンで仕事することがどんどん増えていくと思われる。持ち運びであれば軽さを重視したいという人は、LIFEBOOK UH90/D2はかなり有力な1台だと思う。ちなみにLIFEBOOK WU2/D2の場合、CPUはCore i7-8565U/Core i5-8265U、メモリーは8GB/16GB(8GB×2)、ストレージは約256GB SSD/約512GB SSD/約1TB SSDから選択可能。用途によってカスタマイズできるのも、本機のうれしいポイントだ。

 これからビジネスマンとしてバリバリ使うモバイルノートパソコンがほしいという人や、Windows 7マシンからノートパソコンを買い替えたいという人は、LIFEBOOK UH90/D2を検討してみてはいかがだろうか。

LIFEBOOK WU2/D2の標準スペック
CPU Core i5-8265U(1.6GHz、4コア/8スレッド)
グラフィックス インテル UHD グラフィックス 620
メモリー 8GB
ストレージ 約256GB SSD
ディスプレー 13.3型(1920×1080ドット)、ノングレア、IGZO
内蔵ドライブ
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5.0
インターフェース USB 3.1(Type-C)×2、USB 3.1×2、HDMI端子、マイク・ラインイン・ヘッドフォン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子、有線LAN端子、SDカードスロット
サイズ/重量 幅309×行き212×高さ15.5mm/約698g
OS Windows 10 Home(64bit)

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