FPSなどの競技性の高いゲームタイトルは、ディスプレーのリフレッシュレートなどの性能がプレイの快適さ、ひいては対戦の有利/不利に影響するため、144Hzディスプレーなどを採用するゲーミングノートPCも多い。
しかし、RPGなど1人用のゲームをプレイするのであれば、リフレッシュレートなどを重視するよりも、より美しい映像を表示できるディスプレーでゲームの世界を冒険できたほうがいいという考え方もできる。またそうしたディスプレーは、ゲーム以外の用途でも効果を発揮しやすく、普段使いのノートPCとしての使い心地もいいだろう。
TSUKUMOのゲーミングブランド「G-GEAR」から9月6日に発売した「N1588J-720/T」は、ディスプレーに「OLED(有機EL)」の4K(3840x2160ドット)パネルを搭載したノートPCだ。価格は24万9800円から。本製品がどんなモデルなのか、実際にさわりながらチェックしてみよう。
ディスプレーサイズは15.6型で、狭額ベゼルを採用し、本体サイズは幅359×奥行き258×高さ29.9mmになっている。
前述したとおり、ディスプレー解像度は3840×2160ドット。パネルには、色の再現度とコントラストに優れる有機ELパネルを搭載する。4Kの解像度と有機ELの豊かな色味をクリアに再現するため、表面加工はグレアタイプを採用している。
視野角は179度と広く、リフレッシュレートは60Hzであるものの、応答速度は1msという性能で、ゲーミングを意識した性能も確保されている。
外観は割とシンプルで、無駄にゴテゴテした感じのない、落ち着いたデザイン。天板はグレーの地に白いG-GEARのロゴマークを配し、側面にはダークオレンジのラインが入っている。左の手前面には、PCの状態がわかりやすいインジケーターランプも配備している。
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