イギリスのスタートアップWaveOpticsは3900万ドル(およそ42億円)を調達し、シリーズCラウンドの資金調達を完了した。英米およびアジアでの事業を拡大し、ARグラスの量産化に向けて使うとしている。
WaveOpticsは2012年に設立、ARグラスの開発に重要な光学系デバイスに強みを持つ企業。2017年にはシリーズBでおよそ1600万ドル(およそ17億6千万円)を資金調達している。
今回のシリーズCラウンドは前年12月に続くもので、当時累計2600万ドル(およそ28億円)を調達しており、追加で1300万ドルを確保した形となる。出資者は前回同様中国メーカーのGoertek、そして新規にオーストラリアのベンチャーキャピタルHostplusが参加した。
なお、Goertekは2018年11月にWaveOpticsとARグラスに使用するARレンズの生産に関する提携を行なっている。GoertekはWaveOpticsが委託したARグラス用のARレンズを独占的に生産、両社でより安価なARヘッドセット提供を目指すとしている。
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