週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

週替わりギークス ― 第140回

「人工知能(AI)が仕事を奪う」は短絡的-倶楽部情報局

2019年09月19日 18時00分更新

 アスキーの会員サービスASCII倶楽部では、会員の方だけが読めるさまざまな連載や特集が毎日更新中。

 本日は、先週にASCII倶楽部で公開した「「人工知能(AI)が仕事を奪う」は短絡的」を紹介します。


本村陽一先生(左),佐久間洋司(右)

 前回の『週替わりギークス』では、国立研究開発法人産業技術総合研究所の本村陽一先生に、人工知能や Internet of Things(IoT)のトレンドなどをご紹介いただきました。今回も引き続き「クリエイティブ・ディストラクション・サロン produced by 佐久間洋司」をレポートさせていただきます。

 このサロンは、大阪イノベーションハブ(大阪市)と、公益財団法人大阪産業局主催で、7月1日にスタートした招待制のイベントです。若者が中心となって最先端のテクノロジー・ビジネスを学び、議論することを目指し、関係各所の協力のもとオール大阪で開催しています。

 今回の記事では、本村先生による話題提供の後に実施した、筆者と先生によるいくつかのトピックのパネル内容を中心に、人工知能やデータサイエンスを取り巻くトレンドを紹介させていただきます。

データの取り扱いは各国で対応の幅がある

 まずは、人工知能と個人情報の保護について考えましょう。インターネット上のデータはもちろん、さまざまな端末やセンサーを通じて集められるサイバーフィジカルデータは、より一層プライバシーの問題がつきまといます。

 サイバーフィジカルデータを対象に機械学習を応用するときは、生体情報や個人に紐づくデータをどのように収集・管理して、「個人を特定しない形で」学習させられるのか、考えることが不可欠です。

 関連するトピックとして、ちょうどサロンの直前に開催されたG20サミットで「大阪トラック」が発表されました。データ・フリー・フロー・ウィズ・トラストを標語に、プライバシーやセキュリティーを保護しながら、国境を越えたデータの自由な流通を確保するための国際的ルールを作るという宣言です。

 データの流通やその利用の厳しさという観点で言うと、ヨーロッパが圧倒的に法制度が厳しく、次点で日本でも個人情報保護の議論がされています。ヨーロッパや日本に比べると、アメリカはかなり自由に扱われているのではないでしょうか。中国はシャットアウトする・できるといった体制が整っているとも言えます。

 このようにデータの取り扱いについては各国で対応の幅がありますが、最低限の規格とトラストを整理することで、データを融通効かせることができるかが期待されています。


 続きは「「人工知能(AI)が仕事を奪う」は短絡的」でお楽しみください。

 なお、こちらの記事の続きを読めるのはASCII倶楽部会員の方限定です。

 ASCII倶楽部には、今回紹介した記事だけでなく、PCやスマホ、カメラ、テレビ、オーディオなどの会員だけが読める連載が更新されております! さらに、週刊アスキー 電子版の最新号から過去4年ぶん以上のバックナンバーが読み放題となっております。

会員制読み放題サービス
ASCII倶楽部(アスキークラブ)

■利用料金
月額 税込1080円
※毎月1日~末日までの利用料金として

■支払方法等
●クレジットカード
* VISAカード/MasterCard/アメリカン・エキスプレスカード/JCBカード
●auかんたん決済
●ドコモケータイ払い
●Amazon アカウント
※auかんたん決済、ドコモケータイ払いを選択された方は、3日間無料キャンペーンをご利用いただけません。 ※ご利用になる決済機関によって決済時期及び決済方法が異なります。
それぞれの決済機関が定める利用規約等をご確認ください。

■提供時期
月額利用料金の支払い後、すぐに利用可能。

■推奨環境 <端末・ブラウザ>
【PC】
・OS
Windows 7 以上 , Mac OS X 10.10以上
・ブラウザ
(Windows)Internet Explorer 11※Edgeは除く , Google Chrome最新版 , Firefox最新版
(Mac)Safari最新版
【スマートフォン】
・OS
iOS 8 以上 , Android 4.x以上
・ブラウザ
(iOS)Safari
(Android)Google Chrome

URL ASCII倶楽部

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります