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新サクラ大戦を試遊!TGS「セガゲームス/アトラス」ブースレポ

2019年09月16日 22時00分更新

 9月12日から15日まで幕張メッセにて開催されている「東京ゲームショウ2019」のホール6の入り口から入るとすぐに、巨大な「セガゲームス/アトラス」ブース(6-N01)が目に入る。注目は何と言っても連日新情報が舞い込む「新サクラ大戦」と、ナンバリングタイトルではあるが、ゲームシステムなど変更された部分も多い人気シリーズの最新作「龍が如く7 光と闇の行方」(以下龍が如く7)だろう。

 ビジネスデーから、この2タイトルについては、試遊希望が多いとのこと。今回は時間の関係上「新サクラ大戦」のみを体験した。

「セガゲームス/アトラス」ブース(6-N01)は、ステージを挟み、右に「マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック™」「東京2020オリンピック The Official Video Game™」と2020年に行なわれるオリンピックを題材としたタイトルの試遊が並ぶ。左は「龍が如く7」の試遊

オリンピックタイトルの試遊スペースには、ソニックとマリオの2ショットが並ぶ。天井には、ソニックとマリオの他に東京2020オリンピックマスコット「ミライトワ」の姿も

主要キャラが並ぶ大きな看板が目立つ「龍が如く7」の試遊ブース。数多く試遊台が並ぶが、連日長い待機列を作っていた

正面右端には、桜の木が並び、天井に花びらが舞う爽やかな雰囲気の「新サクラ大戦」試遊スペースとなっていた

 新サクラ大戦は、従来のサクラ大戦と同じくアドベンチャーパートとバトルパートに分かれている。今回は体験版だったので、ストーリーの一部と、バトルが時間によって区切られており、時間になったら強制的に進む。

 アドベンチャーパートは、従来のサクラ大戦は2Dの1枚画で構成されていたが、本作ではキャラは3Dモデリングで動きながら話が展開する。ただし、会話の内容で相手の信頼度やシナリオが進化する「LIPS(リップス)」は、従来と変わらない。

キャラに動きがあるため、シーンによっては視点も変わる。アニメを見ているかのような感覚で物語を楽しめる

LIPSがある点は、従来と変わらないがゲージは丸型に、方向指定でセリフを選択と、より分かりやすいようにUIは進化している

 また、アドベンチャーパートにおける移動は、3Dキャラクターを自由に動かして、帝劇の中を歩き回り、人と話をしたり、「スマァトロン」というアイテムを使って、地図を確認、イベントの発生場所やキャラクターの位置を知ることができる。

アイコンが表示されているキャラクターには話しかけることができる。イベント発生場所に行くと、物語が進行する

話が進めば、かつてのようにお店でブロマイドなどが買えるようになるのだろうか

 一方、バトルパートは、従来のシミュレーションではなく、アクションに変わっている。〇ボタンが弱攻撃、△が強攻撃、×がジャンプ、□が必殺技、R1でステップ、R2でダッシュ、L1でキャラクターの入れ替え、L2でカメラリセットが行なえる。プレイヤーの移動はアナログスティック、方向キーはメニュー選択となっていた。

 防御はないため、弱攻撃を当てながら、敵の攻撃はステップやジャンプでかわし、時には敵の後ろ側に回り込んで、敵の攻撃をさばきながら攻撃を与えていく。敵を倒して霊力がたまったら、必殺技が発動できる。

出撃時にポーズを決めるところも前シリーズを踏襲

体験版では主人公の神山誠十郎と望月あざみが、霊子戦闘機・無限で出撃。僚機はオートで戦闘。ボタンひとつでいつでも操作キャラクターを切り替えられる

霊力がたまったらカットインの入るド派手な必殺技が繰り出せる。前シリーズと同じように信頼度が高い隊員との合体技などもあるのだろうか

 また、バトルパートの間でもシームレスに通信が入り、会話が行なわれたりもする。

 加えて、特定の壁に対してはダッシュで進入すると、壁走りが可能。壁走り中ジャンプボタンで離れることもできる。こういったかっこいいアクションが複雑な操作なしで行なえるので、アクションゲームが苦手な人でも快適に楽しめるだろう。

 新サクラ大戦は、3Dマップを歩いたり、バトルパートがアクションゲームになっていたりと、従来のサクラ大戦とは変わった部分もあるが、作品の雰囲気は大切にされていて、これぞ次世代のサクラ大戦という仕上がりになっていると感じた。

 バトルパートでは防御がなかったり、視点移動がやや遅く、アクションに慣れていない人だと敵を見失い易いのでは?と思う部分もあったが、操作はシンプルで爽快感もあり、難易度次第といった感じ。

 アニメのように1話1話でOPと次回予告が入るようなので、そうした従来のサクラ大戦シリーズを踏襲した部分は、従来のファンにもうれしいところ。今後の追加情報にも期待しつつ、発売日を待ちたい。

体験版の最後にも次回予告が挿入されていた

 そんな新サクラ大戦とは逆側、「龍が如く7」のさらに左側はアトラスブース。10月31日と発売が迫っている「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」、11月28日に発売予定の「十三機兵防衛圏」の試遊が行なわれていた。

会場には新キャラ「芳澤かすみ」のコスプレイヤーも

「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」は、既に発売済のペルソナ5に多数の新規要素が追加されている。謎の美少女「芳澤かすみ」(CV:雨宮天)や非常勤スクールカウンセラーの「丸喜拓人」(CV:日野聡)など、新たな協力者も加わり、新シナリオもかなりのボリュームだとか。

 また、会場にはソニーストア限定の数量限定「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」コラボモデルのPlayStation 4も展示されていた。2019年12月25日(水)10時までの期間限定商品だ。

PlayStation 4本体以外にも、カバー単体(税別4000円)やDUAL SHOCK4(税別7480円)のコラボモデルも展示されていた

「十三機兵防衛圏」は過去~未来それぞれの時代に生きる13 人の少年少女たちが「機兵」と呼ばれる巨大なロボットに乗り込み、人類の存亡をかけた最後の戦いに身を投じるSFドラマチックアドベンチャー。

 機兵の大型模型やキャラクターのひとり冬坂五百里のコスプライヤーなどが会場を彩っていた。

 さらに「セガゲームス/アトラス」ブースの裏側には、「初音ミク Project DIVA MEGA39’s」と「たべごろ!スーパーモンキーボール」の試遊、さらに多数のパートナーの映像出展も行なわれた、非常にボリュームのあるブースとなっていた。

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