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価格6万円! TGSでe-Sports向け鋼鉄製マウスパッドを展示中

2019年09月13日 12時26分更新

  竹内型材研究所が東京ゲームショウ2019に出展し、 超平面メタルマウスパッド「NINJA RATMAT」を展示している。

竹内型材研究所が超平面メタルマウスパッド「NINJA RATMAT」を展示

 「NINJA RATMAT」は、e-Sports向けの金属製メタルマウスパッド。精密金属加工のノウハウを活かし、マウスとの摺動摩耗箇所への静摩擦係数・動摩擦係数の数値を極力低く、初動の滑りと滑走時の滑りを意識した作りになっている。

 「材料」「技術」「製品」すべてにおいて日本製にこだわり、表面テクスチャーは、金属表面加工技術などを駆使し、摩擦係数を低くしているという。

鉄の5倍の硬度を誇り、これはだいたい日本刀と同じ硬度とのこと

 沈み込みのない滑走面により、センサー読み込み時のピントのずれを解消。布製とは異なり、精密金属加工によるランダムな表面加工面により、さまざまなテクスチャー形状を設け、表面評価値の高いものにしている。

 JIS B 0621:1984に準拠した超高精度・高精密な平面度と平行度を実現しており、JISの精密定盤JIS B 7513:1992の精度レベルでは、おおよそJIS1級~2級程度の平面度となる。

 ラインナップは4種類。工業製品のため完全受注生産となり、納期は2~3ヵ月。10月受注開始予定で予価は6万円~9万円。

 かなり高額だが、布製マウスパッドのようにすり減ったり波打ったりしないため、1~2ヵ月おきにマウスパッドを買い替えるプロゲーマーにとっては、長い目で見たら経済的かもしれない。

臨(RIN)。ランダムな細かい縦横の溝を施した特殊表面加工。溝の深さは0.5μm以下。日本伝統技術のキサゲ加工を意識したデザインとなっている。サイズは400×300×3mm

兵(PYO)。微細な波形状を表面施すことで、点接触になるように加工。波形状の表面は球体の重なりのようになっており、低摩擦化に貢献している。サイズは400×300×3mm

闘(TOU)。滑り性と止まり性のバランスを意識したタイプ。マグネシウム合金材の採用により底面に磁石内蔵マウスも使用可能。比較的取り扱いのしやすい万能型だ。サイズは400×300×5mm

者(SHA)。最も滑り性の高いメタルマウスパッド。静摩擦係数は0.1μ程度、動摩擦係数は0.05μ程度と最も低い。サイズは400×300×5mm

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